Th08/Scarlet Team's Endings: Difference between revisions

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Revision as of 10:46, 6 April 2020

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Bad Ending No. 11 (Scarlet Team)

8  紅魔館

10  結局、何も解決せぬまま朝になってしまった。

  レミリアお嬢様はちょっとご立腹のようであったが、

  咲夜が寝かしつけると大人しく寝てくれた。

15咲夜 「困ったわね。     この調子なら、絶対今夜も犯人を倒しに行くわね」

18咲夜 「私も十分休みたいんだけど。」

21  メイドに休みはない。   昼も夜も常に気を配っていなければいけない。

24  でも、このメイド長だけはずるい休憩の取り方をしている事は   誰にも知られていなかった。

27  BAD ENDING No.11   出来るだけコンティニューしないようにクリアしよう!

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Normal Ending No. 7 (Scarlet Team)

8  夜の紅魔館

10  久々の満月は、幻想郷を妖しく照らしていた。

  紅い建物はますます紅く照らし出され、均等に色を与える陽の光

  とは対称に月の光はその存在を強く誇示していた。

14  ただ、確かに満月は戻ったのだが……。   あの月の民の言う姫は、またどこかに隠れてしまった。

19咲夜  「お嬢様新しい紅茶を淹れました。」

22レミリア「月の光もこの紅茶くらい紅ければ幻想郷も楽しいのにね。」

25咲夜  「今でも楽しいですよ。月も紅いですし……。」

27咲夜  「って、紅いじゃないですか、月。」

30レミリア「だから楽しいのよ。で、あの月、何で紅いのかわかる?」

33咲夜  「そうですねぇ。月の光は反射の光。      見るものの心の光が、紅いからじゃないでしょうか?」

37レミリア「そんな非科学的な事じゃなくてよ。」

40咲夜  「非科学的は幻想郷的ですよ。」

43レミリア「いい? 月が紅く見えるのはね。」

46レミリア「月が紅色以外の色を吸収しているからよ。

48     仲間外れの紅が弾き出されて幻想郷に降り注ぐ。

50     その光を人間が受けて育つから血も紅いのよ。」

53咲夜  「大体科学的ですね。」

56レミリア「何故今夜の月が紅を仲間外れにしているのか……。      咲夜に判る?」

60咲夜  「そうですねぇ。

62     ただその考え方では答えは出ませんわ。」

65レミリア「じゃ咲夜の銀色の脳細胞はどう考えているの?」

68咲夜  「今夜の月が紅いのはですね。

     あれは殺気立った月の兎の目の色なんですよ。

     今頃、月は戦場なんじゃないかしら。」

73レミリア「幻想郷的ね。

75     でも確かにそうかも知れないわ。      あの月の兎も何かから逃げるようにしていたし……。

78     次は紅から逃げる嵌めになるというのに。」

81  幻想郷の月は不自然なくらい紅く、

  まるで作り物のようであった。

  ただ、もちろん咲夜もレミリアもある事に気が付いていたのだ。

85  そう、その満月は作り物であることに。口には出して言わない   が、二人はもう一度調査に出るつもりでいた。

88  NORMAL ENDING No.7   再度このキャラでノーコンティニュークリアに挑戦してみよう!

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Good Ending No. 3 (Scarlet Team)

8  夜の紅魔館

10  幻想郷に本当の満月が戻ってきた。

12  今までの月は張子のおもちゃに見えるような輝きだった。

14  だが、本当の満月は狂気を映し出す。

16  本来、狂気は人間の目には殆ど見えないのだが、月の偏光は狂気の

  波長だけで出来ていて雑波長が少なく、時にその純粋な狂気が人間

  にも見えてしまう事もある。

20  夜しかお化けが見えないと言われたのはその為である。

22  感受性の高い人間はその狂気に当てられ、そして狂うだろう。

  この狂気を人間に翻訳でき、そして調節できる者が住む処、

  それが幻想郷である。

26  狂気の月の光が静かに幻想郷を照らす。

  湖の白は黒より黒く、森の緑は闇より暗く。

  ただ屋敷のみが、本来の赤より紅く輝いていた。

32咲夜  「月からのお迎えですって。

34     お迎えが必要なくらいの人なら、最初から追放しなきゃ      いいのにねぇ。」

37咲夜  「でも何百年も帰りたくない、って言うって事は、      月の都はそんなに居心地の悪い処なの?

40     それとも、幻想郷が居心地がいい?」

42咲夜  「何にしても、地上人と妖怪には関係の無い事ね。

44     ここから出られる事なんてないんだから。」

46????「甘いわね。」

50レミリア「和三盆程甘い。」

52咲夜  「甘さひかえめですわ。」

55レミリア「実は人間はもう既に月に行っている。のんびりしていると      私達悪魔も時代に取り残されてしまうわ。」

59咲夜  「まぁ、私は悪魔じゃないですが。      そうなんですか?」

63レミリア「随分と昔に行った事があると聞いたわ。外の人間が。」

66咲夜  「誰がそんな眉唾話をしてるんですか?

68     って、聞かなくても判りそうなものですけど。」

71レミリア「まぁ。」

73レミリア「それでね。

75     今度は月に行こうと思ってるの。」

78咲夜  「ええ? 月旅行ですか?」

81レミリア「兎狩り。」

84咲夜  「時代に取り残されるとか言いながらも時代錯誤です。」

87レミリア「じゃあ早速咲夜も準備しなさい。

89     って、どうやって行くの? パチェ。」

93パチェ 「……。どうやらそんなに簡単には行けそうに無いわよ。

95     この術には必要な物が多すぎる。」

98咲夜  「ああ、本気なのですね。」

101レミリア「物くらいならすぐに準備出来るでしょ?

103     うちには優秀なアレが居るんだから。」

106咲夜  「メイドくらいはちゃんと言える様になりましょうよ。」

109レミリア「で、何が必要?」

112パチェ 「まず……。

114     軽くて丈夫なロケットエンジン。」

117咲夜  「難語ですわ。」

120パチェ 「翻訳すると、まっすぐエネルギーを放出する物。」

123レミリア「それなら思い当たる節はあるわね。」

126咲夜  「やっぱりアレでしょうか?」

129レミリア「魔理沙くらい言える様になりましょう。」

132パチェ 「次に……、液体燃料。」

135レミリア「血ね。」

138咲夜  「血ですわ。」

141パチェ 「血。」

143パチェ 「次に……」

145咲夜  「って、必要な物って幾つあるのかしら?」

148パチェ 「この本に拠ると、ざっと数千は必要そう。」

151レミリア「外の世界の魔法は進んでるのね。で、次は?」

154パチェ 「次に……、アームストロング。」

157レミリア「これは咲夜に調達をお願いしようかしら。」

160咲夜  「何だかさっぱり判らないものは私なのですね。強腕……?」

163レミリア「さーて、今夜中に月にいけるのかしら?」

166  月は人を狂わす。

168  悪魔達はまさか本当に人間が月に行った事があるなんて考えては   いないのだろう。

171  そう、行ける筈がないのだ。

  この狂気を照らす光を生み出すところ、月の都。   普通の人間の眼に見える筈がない。

  本当の満月は人間には不可視(インビジブルフルムーン)である。

176  満月に狂気の赤い眼をした兎の姿が見えた気がした。   ちょっと月を直視しすぎて眼をやられたのだろうと咲夜は思った。

179  GOOD ENDING No.3   遊んでくれてありがとう!(以降最終面は選択式になります)