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Stage 1
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data/scenario/sakuya/000.cv0.jdiff
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Sakuya
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これは一体……
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Sakuya
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私の体から何かが抜けていく様に
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Marisa
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おーいどうした?
料理に使う雨水でも取りに来たのか?
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Sakuya
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雨なんて降っていないでしょうに
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Marisa
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ん?
雨なら降ってるぜ?
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Sakuya
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あら……雨が降ってきたわ
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Marisa
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そうなんだよ、最近雨続きで困るよな@
本を持ち帰ると湿気るし
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Sakuya
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勝手に持っていかないの
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Sakuya
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ま、最近天気が悪いのは確かだけど
それより何か感じない?
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Marisa
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ああ?
全く感じないな
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Sakuya
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ほら、貴方の体からも……
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Marisa
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とにかく、私はお前には用がないぜ!
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⧼lose⧽
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Marisa
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さ、今日も図書館で本でも借りていくぜ
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⧼win⧽
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Sakuya
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私も貴方には用はないわ
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Marisa
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じゃあ戦うなよ
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Sakuya
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貴方が先に手を出してきたんでしょ?
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Sakuya
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雨も止んできたし、
ちょっと家を留守にしようかしら
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Stage 2
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data/scenario/sakuya/001.cv0.jdiff
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Sakuya
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体から吸い取られるように出ている気……
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Sakuya
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体から出る気といえば幽霊よね
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Youmu
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どうしたのです?
険しい顔して
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Sakuya
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いや、またなんか不思議な現象が起きて……
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Sakuya
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貴方の体からも出てるわよ
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Youmu
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へ?
な、何の話?
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Sakuya
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幽霊の様な何かが体から
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Youmu
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幽霊?
それならまあ出てるとは思いますが
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Sakuya
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怪しいといえば怪しい
ここを通して貰うわよ
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Youmu
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何だか判らないけど通すつもりは無いです
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⧼lose⧽
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Youmu
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最近、私の周りだけ暑くて敵わないわ
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Youmu
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屋敷は屋敷で変な事になっているし
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⧼win⧽
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Sakuya
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さあお屋敷まで通して
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Youmu
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しょうがないですね
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Youmu
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でも今、屋敷は変な事になっているのです
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Sakuya
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変な事……?@
それはますます行かないとね
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Yuyuko
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変な事って何? 妖夢
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Youmu
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わわ、幽々子さま
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Sakuya
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……え?
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Sakuya
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雪?
今は夏だというのに……
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Yuyuko
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私の周りに変な事なんて何一つ無いわ
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Yuyuko
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さあ、私の屋敷に来たいのならどうぞどうぞ
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Sakuya
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いや、随分と変な事になっている気がする……
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Stage 3
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data/scenario/sakuya/002.cv0.jdiff
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Sakuya
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しかもこんなに積もっている……
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Sakuya
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何処が変な事が何一つもないのかと
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Yuyuko
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雪が降れば積もるのは当然です
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Yuyuko
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さあ、貴方はこの冥界で避暑する事が出来ます
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Sakuya
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私の知らないところで雪が降ってるなんて……
体から出る霧なんて大した異変でも無かったのかな
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Sakuya
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ここまでおかしな事を堂々としていると、
貴方は何にも企んでいない気もする
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Yuyuko
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そんな事ありませんよ
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Sakuya
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むむむ@
一応問い詰めるだけ問い詰めておきましょう
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⧼lose⧽
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Yuyuko
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雪が降った処で夏である事には何にも
変わりありません
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Yuyuko
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貴方は自分のお屋敷に戻って、
念の為改築でもした方が良いかもね
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⧼win⧽
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Yuyuko
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あー涼しい夏だわ
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Sakuya
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というか寒いくらいよ
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Sakuya
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ところで訊きたいんだけど……@
貴方の体からも緋色の霧が立ち上っているわね
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Sakuya
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それは何かしら?
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Yuyuko
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そんな話?
その話はもう解決したから良いの
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Sakuya
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はい?
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Yuyuko
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貴方も知りたければ霧の行方を追えば
いいかもね
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Sakuya
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うーん……
やっぱりあそこね
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Sakuya
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山は気が進まないですわ
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Stage 4
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data/scenario/sakuya/003.cv0.jdiff
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Sakuya
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これだけ曇っていれば快適ね
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Sakuya
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紫外線も強くないし、水分も奪われにくいし……
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Sakuya
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まさに登山日和ね……
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Sakuya
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……
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Sakuya
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……山の天気は変わりやすい
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Aya
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こらこら、「いつまで経っても入山禁止」
の立て札が見えなかったの?
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Sakuya
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見てなかった
そんなファニーな立て札
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Aya
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さっさと帰れ@
山は私達の物だから
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Sakuya
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これだけ天気が悪いと帰りたくなるけど……@
ちょっと野暮用があって行きたい処があるの
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Aya
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しょうがないわね@
何処に行きたいの?
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Sakuya
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山
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Aya
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ここが山
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Sakuya
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山の……上?
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Aya
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ここが山の五合目
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Sakuya
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いや、もっと上ね。
山の上の上
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Aya
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何だか判らないけど、貴方は
ここを通しては行けない気がする
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Aya
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徘徊するのなら麓をうろつきなさい!
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⧼lose⧽
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Aya
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さあ帰ってください
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Aya
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帰って面白い事件でも起こしてね
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⧼win⧽
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Sakuya
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風が止んだわ@
今が山を登るチャンスね
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Aya
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どうしたのですか?
何か変ですよ?
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Sakuya
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さっき、冥界で変な光景を見ちゃったからねぇ@
変なのが伝染ったかな?
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Sakuya
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真夏の雪……
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Aya
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え? 変な光景ですか?@
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Aya
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冥界ですね? 行きます行きます!
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Sakuya
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行ってらっしゃい
私はもっと上を目指しますから
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Sakuya
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天気も回復したし、天狗は追っ払ったし@
今は時が私を味方しているわ!
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Stage 5
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data/scenario/sakuya/004.cv0.jdiff
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Sakuya
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あの亡霊の言う事を真に受けていたら
ついに雲の中まで来てしまったわ
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Sakuya
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ここまで来て何にもなかったら
どうしてくれましょう
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Iku
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おや?
天狗ではない
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Iku
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河童でもない
幽霊でもない
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Iku
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人間だなんて……@
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Iku
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山の上まで人間が来るなんて珍しいですわ
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Sakuya
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まあねぇ
私だって来たくはなかったわ
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Iku
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これより上は山では無くなり、天界が存在します
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Sakuya
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天界?
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Iku
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本来普通の人間が立ち入ってはならない場所です
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Iku
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天女も気付いていない今のうちに
戻った方が良いですよ
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Sakuya
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山の上にそんな場所があったなんて……
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Sakuya
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行き先のない登山を始めて、初めての収穫ですわ
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Iku
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戻る気は無いのですか?
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Sakuya
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そうね、残念ながら今の私は行け行けモードなの@
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Sakuya
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って、貴方は誰?
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Iku
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……私はただ忠告をするだけの龍宮の使い@
永江衣玖です
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Sakuya
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番人か何かかしら? 天界の
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Iku
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私達、龍宮の使いは天界とは特に関係はありません@
ただある事を警告する為だけに雷雲を泳ぐのです
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Iku
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ですが、私は老婆心で言った忠告を無視される事が
ちょいと嫌いでしてね……
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Sakuya
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そう、でも今の私は
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Sakuya
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押せ押せモードだから
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Iku
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龍宮の使いの忠告は
近い未来の悲劇を回避する一つの妙計
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Iku
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残念ながら
貴方は優秀な選択肢を一つ失いました
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⧼lose⧽
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Iku
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大人しく戻って準備した方が良いですよ
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Iku
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残念ながら、幻想郷はもうすぐ壊滅的な
大地震に見舞われるのですから
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⧼win⧽
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Sakuya
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さあ、いざ天界へ行こう
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Iku
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天界に住む者は地上の生き物に対して
甘くありません
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Iku
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生き物とすら思っていないのかも知れません
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Sakuya
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むむむ
ちょっとだけ心して掛かりましょう
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Iku
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ところで、何故天界に?
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Sakuya
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そういえば、最初は体から出る緋色の霧を追っていた
だけだったような……
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Sakuya
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いつの間にか天界まで行く羽目に
なってしまいましたね
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Sakuya
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では、時が味方しているうちに失礼
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Iku
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……緋色の霧? 体から出る?
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Iku
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緋色の雲もその所為?@
という事はこれから起こるであろう地震は……
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Iku
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むむむ、もしかして全てあのお方のお戯れなの?
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Stage 6
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data/scenario/sakuya/005.cv0.jdiff
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Sakuya
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ここが天界……?
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Sakuya
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天気が悪くなる事のない雲上の地@
何という贅沢な世界でしょう
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Sakuya
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地上の災禍から逃れ……
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Sakuya
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え!?
地震? 天界で?
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Tenshi
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地震を起こす大ナマズは
元々、天人が使役できる神であった
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Tenshi
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天は大地を制す為に宙に浮いた
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Tenshi
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何故なら
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Tenshi
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天は大きな要石だから
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Sakuya
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か、要石?
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Tenshi
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そう、要石が宙に浮いているから地震は止まない
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Tenshi
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大地は生き続け、地上は豊かになるのです
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Sakuya
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地震は起こらないに越した事はないと思うけど
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Tenshi
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貴方は何をしに天界までやってきたのですか?
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Sakuya
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えーっと
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Sakuya
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そ、そう。真夏の雪? いや、緋色の霧@
そうだわ。緋色の霧に興味があってそのまま……
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Tenshi
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それではるばる天界まで?
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Sakuya
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そうです。@
今のところ手がかりも何も見つかっていないのですが
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Tenshi
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うーん
それでは満点はあげられないわ
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Sakuya
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え?
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Tenshi
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まず、緋色の霧は私の剣で吸い上げた物よ
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Tenshi
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でも、私の目的がまだ見破られていないじゃない@
それでは貴方に価値はない
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Sakuya
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一体何を言って……
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Tenshi
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私は地上の誰かに私の異変を見破られて@
それから天界まで昇ってくる事を期待していたの
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Tenshi
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なのに貴方と来たら
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Tenshi
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ピクニック気分で私のもとまで来たって言うの?
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Sakuya
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何だか知りませんけど……
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Sakuya
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もの凄く腹が立ってきましたよ
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Tenshi
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貴方が腹を立てても、どうせ私の異変を解決する事
なんて出来やしないんでしょ?
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Tenshi
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さっさと帰って異変解決の専門家を呼んで来たら?
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Sakuya
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あんた程腹立たしい奴も久しぶりね
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Sakuya
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でも、貴方は一つ残念な間違いを犯している
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Sakuya
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私はただの山登りではなく、
異変解決を兼業としている幻想郷一のメイドなのよ!
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Tenshi
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はっ!
体から立ち上る緋色の霧に気付いたのは見事だわ
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Tenshi
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しかし緋色の雲が何を呼ぶのか気が付いていなかった
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Tenshi
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緋色の雲が呼ぶ物がなんだったのか……@
マグニチュード最大でその身に刻み込め!
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