Th15/Reimu's Endings

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Pointdevice/No-Miss Ending No. 01

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#0@0  永遠亭。

#0@1  迷いの竹林に存在するお屋敷。

#0@2  月の都の連中が住む、別名「闇の病院」だ。

Eirin 

#0@3「騙すつもりでは無かったのですよ」

Reimu 

#0@4「じゃあ、何で月の都を救う話になってんのよ」

Eirin 

#0@5「月の都を救う事が、幻想郷を救う事になる、でしょ?」

Reimu 

#0@6「そんなもん、自分達で処理してよ、もう」

Eirin 

#0@7「今回の敵は、穢れを厭う月の民には手が出せず、 穢れに満ちた妖怪には見る事すら叶わぬ敵でした」

Eirin 

#0@8「つまり、人間にしか手が出せなかったのです」

Reimu 

#0@9「……だったら最初からそう言ってくれれば」

Eirin 

#0@10「ごめんなさいね、月の都を救う為、って言ったら やってくれないかもなぁ、なんて思っちゃって」

Reimu 

#0@11「ぐ……」

Eirin 

#0@12「そうね、最初から言っていれば、優しい貴方なら 引き受けてくれてたもんねぇ」

#0@13  釈然としない霊夢だったが、永遠亭を後にした。

#0@14  帰り道、地上の兎に呼び止められる。

Tewi 

#0@15「……ねえねえ、月の都を侵略しようとしてた敵って どんな奴だったん?」

Reimu 

#0@16「馴れ馴れしいわねぇ」

Tewi 

#0@17「どんな奴だったん?」

Reimu 

#0@18「……ふー、純狐とかいう自分勝手な奴だったわ」

Tewi 

#0@19「……ふーん。で、それって月の民? 妖怪?」

Reimu 

#0@20「そんな事聞いてどうすんのよ」

Tewi 

#0@21「後学の為にね。ほら月の民の弱点を知っておきたいじゃん」

Reimu 

#0@22「そう、何を企んでるのか知らんけど……」

Reimu 

#0@23「……月の民でも妖怪でもなくて。

  

#0@24   もっと純粋な霊魂というか、強いていえば神霊というか」

Tewi 

#0@25「やっぱり? その手の奴なのね」

Reimu 

#0@26「やっぱり? どういう意味?」

Tewi 

#0@27「だったら私達にもチャンスがあるわね。因幡族として」

Reimu 

#0@28「月の民相手に勝負するの? やめておいた方が良いわ」

Reimu 

#0@29「掌の上で踊らされるだけに決まってる」

Tewi 

#0@30「だれが勝負するって言った?

  

#0@31   商売するだけよ。月の都の連中に」

#0@32  素兎が何を企んでいるのか判らなかったが、   霊夢は心の中でほくそ笑んだ。

#0@33  素兎が月の民にコテンパンにされても、

#0@34  口が勝って商売が上手いこといっても、

#0@35  どっちにしろ面白いと思ったからだ。

#0@36  何にしても、月の民と関わりあいたくない、

#0@37  つくづくそう思うのであった。

#0@38  Ending No.01  月の都の救世主

#0@39     オールクリアおめでとう!      完全無欠モードorノーミスクリアエンディング

Legacy (with Misses) Ending No. 02

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#0@0  博麗神社。

#0@1  東の果てにある神社である。

Sanae 

#0@2「あのー、まだ月の兎が山に居るのですが……」

Reimu 

#0@3「判ってるわよ。

  

#0@4   ちょっと予想外の事態が起きただけよ」

Sanae 

#0@5「予想外の事態って?」

Reimu 

#0@6「月の都の侵攻を防ぐのが目的、ってのはフェイクだったのよ。

  

#0@7   それよりもっと恐ろしい敵がいて……」

Reimu 

#0@8「そいつが月の都を攻め込んでいたってわけ。

  

#0@9   私は月の都を救うために遣われたの。

  

#0@10   どうやら地上人じゃないと近寄れない所に敵がいるとか」

Sanae 

#0@11「ははあ、それでねぇ。

  

#0@12   『紺珠の薬』でしたっけ?

  

#0@13   あれを渡してまで私達に行かせようとした理由が判ったわ」

Sanae 

#0@14「って事は、そろそろ月の兎も撤退してくれるんですよね」

Reimu 

#0@15「いやそれが、その。

  

#0@16   『紺珠の薬』を使わなかったので……どうやら失敗かなー」

Sanae 

#0@17「え?

  

#0@18   使わなかったんですか?」

Reimu 

#0@19「いやまあ、何が入ってるのか良く判らないし」

#0@20  幻想郷を調査する月の兎の手は止まなかった。

#0@21  その姿は妖怪達には見る事も感じる事も出来ていないようだ。

#0@22  だが、侵略が本気なのか疑問に思うくらいのんびりしていた。

#0@23  しかし数日後

#0@24  ついに月の兎が神社にやって来てしまったのである。

Reimu 

#0@25「もう、神社にまで来ちゃってぇ」

Ringo 

#0@26「ほうほう、ここが地上の神社ですかぁ。

  

#0@27   随分とこざっぱりとしてますなぁ」

Reimu 

#0@28「何その微妙な褒め言葉」

Ringo 

#0@29「神社は有名なんですよ。我々月の兎にとって」

Reimu 

#0@30「ほうほう、何でかしら」

Ringo 

#0@31「過去に来たこともある兎に聞いたところ、

  

#0@32   神聖である筈の神社が妖怪と共存している稀有な場所だって」

Ringo 

#0@33「一度来てみたかったんだー。色んな妖怪を見てみたいしー」

Reimu 

#0@34「何でそんな話が月まで……。

  

#0@35   それにあんたらは地上の穢れを嫌うんでしょ?」

Reimu 

#0@36「妖怪なんて穢れしかないわよ」

Ringo 

#0@37「本気で穢れると困るのは月の民の一部、貴族達だけだしねー。

  

#0@38   我々下っ端はどうでも良いのさ」

#0@39  その後、いつものように神社に妖怪その他人外がやってきたが、   月の兎の姿は普通に認識されていた。

#0@40  どうやら穢れている者を寄せ付けないのは、   月の都から来た地上探査車の仕業らしかった。

#0@41  つまり、幻想郷の妖怪を刺激させたくない、という事だろう。

#0@42  そもそも月の都の侵略はサグメという月の民の作戦だが、   妖怪達と本気で争いたくない、と思っているのかも知れない。

#0@43  Ending No.02  月の兎と共存

#0@44     オールクリアおめでとう! 

#0@45     自力クリアエンディング