The printable version is no longer supported and may have rendering errors. Please update your browser bookmarks and please use the default browser print function instead.
Pointdevice/No-Miss Ending No. 01
|
e01.msg.jdiff
|
|
#0@0 永遠亭。
|
|
#0@1 迷いの竹林に存在するお屋敷。
|
|
#0@2 月の都の連中が住む、別名「闇の病院」だ。
|
Eirin
|
#0@3 「騙すつもりでは無かったのですよ」
|
Reimu
|
#0@4 「じゃあ、何で月の都を救う話になってんのよ」
|
Eirin
|
#0@5 「月の都を救う事が、幻想郷を救う事になる、でしょ?」
|
Reimu
|
#0@6 「そんなもん、自分達で処理してよ、もう」
|
Eirin
|
#0@7 「今回の敵は、穢れを厭う月の民には手が出せず、
穢れに満ちた妖怪には見る事すら叶わぬ敵でした」
|
Eirin
|
#0@8 「つまり、人間にしか手が出せなかったのです」
|
Reimu
|
#0@9 「……だったら最初からそう言ってくれれば」
|
Eirin
|
#0@10 「ごめんなさいね、月の都を救う為、って言ったら
やってくれないかもなぁ、なんて思っちゃって」
|
Reimu
|
#0@11 「ぐ……」
|
Eirin
|
#0@12 「そうね、最初から言っていれば、優しい貴方なら
引き受けてくれてたもんねぇ」
|
|
#0@13 釈然としない霊夢だったが、永遠亭を後にした。
|
|
#0@14 帰り道、地上の兎に呼び止められる。
|
Tewi
|
#0@15 「……ねえねえ、月の都を侵略しようとしてた敵って
どんな奴だったん?」
|
Reimu
|
#0@16 「馴れ馴れしいわねぇ」
|
Tewi
|
#0@17 「どんな奴だったん?」
|
Reimu
|
#0@18 「……ふー、純狐とかいう自分勝手な奴だったわ」
|
Tewi
|
#0@19 「……ふーん。で、それって月の民? 妖怪?」
|
Reimu
|
#0@20 「そんな事聞いてどうすんのよ」
|
Tewi
|
#0@21 「後学の為にね。ほら月の民の弱点を知っておきたいじゃん」
|
Reimu
|
#0@22 「そう、何を企んでるのか知らんけど……」
|
Reimu
|
#0@23 「……月の民でも妖怪でもなくて。
|
|
#0@24 もっと純粋な霊魂というか、強いていえば神霊というか」
|
Tewi
|
#0@25 「やっぱり? その手の奴なのね」
|
Reimu
|
#0@26 「やっぱり? どういう意味?」
|
Tewi
|
#0@27 「だったら私達にもチャンスがあるわね。因幡族として」
|
Reimu
|
#0@28 「月の民相手に勝負するの? やめておいた方が良いわ」
|
Reimu
|
#0@29 「掌の上で踊らされるだけに決まってる」
|
Tewi
|
#0@30 「だれが勝負するって言った?
|
|
#0@31 商売するだけよ。月の都の連中に」
|
|
#0@32 素兎が何を企んでいるのか判らなかったが、
霊夢は心の中でほくそ笑んだ。
|
|
#0@33 素兎が月の民にコテンパンにされても、
|
|
#0@34 口が勝って商売が上手いこといっても、
|
|
#0@35 どっちにしろ面白いと思ったからだ。
|
|
#0@36 何にしても、月の民と関わりあいたくない、
|
|
#0@37 つくづくそう思うのであった。
|
|
#0@38 Ending No.01 月の都の救世主
|
|
#0@39 オールクリアおめでとう!
完全無欠モードorノーミスクリアエンディング
|
Legacy (with Misses) Ending No. 02
|
e02.msg.jdiff
|
|
#0@0 博麗神社。
|
|
#0@1 東の果てにある神社である。
|
Sanae
|
#0@2 「あのー、まだ月の兎が山に居るのですが……」
|
Reimu
|
#0@3 「判ってるわよ。
|
|
#0@4 ちょっと予想外の事態が起きただけよ」
|
Sanae
|
#0@5 「予想外の事態って?」
|
Reimu
|
#0@6 「月の都の侵攻を防ぐのが目的、ってのはフェイクだったのよ。
|
|
#0@7 それよりもっと恐ろしい敵がいて……」
|
Reimu
|
#0@8 「そいつが月の都を攻め込んでいたってわけ。
|
|
#0@9 私は月の都を救うために遣われたの。
|
|
#0@10 どうやら地上人じゃないと近寄れない所に敵がいるとか」
|
Sanae
|
#0@11 「ははあ、それでねぇ。
|
|
#0@12 『紺珠の薬』でしたっけ?
|
|
#0@13 あれを渡してまで私達に行かせようとした理由が判ったわ」
|
Sanae
|
#0@14 「って事は、そろそろ月の兎も撤退してくれるんですよね」
|
Reimu
|
#0@15 「いやそれが、その。
|
|
#0@16 『紺珠の薬』を使わなかったので……どうやら失敗かなー」
|
Sanae
|
#0@17 「え?
|
|
#0@18 使わなかったんですか?」
|
Reimu
|
#0@19 「いやまあ、何が入ってるのか良く判らないし」
|
|
#0@20 幻想郷を調査する月の兎の手は止まなかった。
|
|
#0@21 その姿は妖怪達には見る事も感じる事も出来ていないようだ。
|
|
#0@22 だが、侵略が本気なのか疑問に思うくらいのんびりしていた。
|
|
#0@23 しかし数日後
|
|
#0@24 ついに月の兎が神社にやって来てしまったのである。
|
Reimu
|
#0@25 「もう、神社にまで来ちゃってぇ」
|
Ringo
|
#0@26 「ほうほう、ここが地上の神社ですかぁ。
|
|
#0@27 随分とこざっぱりとしてますなぁ」
|
Reimu
|
#0@28 「何その微妙な褒め言葉」
|
Ringo
|
#0@29 「神社は有名なんですよ。我々月の兎にとって」
|
Reimu
|
#0@30 「ほうほう、何でかしら」
|
Ringo
|
#0@31 「過去に来たこともある兎に聞いたところ、
|
|
#0@32 神聖である筈の神社が妖怪と共存している稀有な場所だって」
|
Ringo
|
#0@33 「一度来てみたかったんだー。色んな妖怪を見てみたいしー」
|
Reimu
|
#0@34 「何でそんな話が月まで……。
|
|
#0@35 それにあんたらは地上の穢れを嫌うんでしょ?」
|
Reimu
|
#0@36 「妖怪なんて穢れしかないわよ」
|
Ringo
|
#0@37 「本気で穢れると困るのは月の民の一部、貴族達だけだしねー。
|
|
#0@38 我々下っ端はどうでも良いのさ」
|
|
#0@39 その後、いつものように神社に妖怪その他人外がやってきたが、
月の兎の姿は普通に認識されていた。
|
|
#0@40 どうやら穢れている者を寄せ付けないのは、
月の都から来た地上探査車の仕業らしかった。
|
|
#0@41 つまり、幻想郷の妖怪を刺激させたくない、という事だろう。
|
|
#0@42 そもそも月の都の侵略はサグメという月の民の作戦だが、
妖怪達と本気で争いたくない、と思っているのかも知れない。
|
|
#0@43 Ending No.02 月の兎と共存
|
|
#0@44 オールクリアおめでとう!
|
|
#0@45 自力クリアエンディング
|