Th155/Yukari's Endings
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幻想郷の東にある、人里離れた神社である。\. いつものように参拝客の姿は無かった。 |
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何だか元気がないな」\. 霊夢 「もう、参拝客も来ないし、 さっぱり儲からなくてねぇ」 |
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霊夢 「異変解決したって、 お金にならないし……」 |
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解決したのか?」\. 霊夢 「んー、まあね」 |
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どうやってあの最凶最悪の二人を やっつけたんだ?」 |
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夢の世界に干渉し、 貧乏神をマスターにする事によって、 貧乏神の強制憑依を防いだと伝えた。 |
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だと?\. そんなこと出来る奴は、紫くらいしか いないな、と言うことは組んだのか」 |
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あの二人には勝てなかったわね」\. 魔理沙「まあ結果勝てたなら良かったじゃないか、\. で、その肝心な二人は今はどうしてる?」 |
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聖白蓮が開いたお寺。\. 人間、妖怪問わず慕われている。 |
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女苑「なんで私が掃除なんか しなきゃいけないのよー」 |
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日常生活が全て修業なのです。\. 女苑「くそー。\. しみったれてるなー」 |
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私の富を奪う能力が全く役に立たないわ」\. 白蓮「庭掃除を終わらせたら、水くみ、坐禅に 炊事よ。油を売っている暇は無いわ」 |
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白蓮「寺から逃げられると思ったら大間違いよ。\. 貴方にはみっちり質素な生活の 大切さを叩き込みます!」 |
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お寺で根性叩き直しか。\. そりゃあ効くかもなぁ」 |
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でも、疫病神の方は更生出来るって、\. 白蓮が言ってたから、本意では無いけど お任せすることにした」 |
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自分に富を集めて浪費する疫病神よりも、\. 厄介なのはこいつの方でね」 |
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絶望的に救いようのない能力だからな」\. 霊夢 「それだけじゃなくてどうやら、 不運は体の中に溜め込み続けるみたいで」 |
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戦闘中にその発作が起こってさー、\. そのオーラの量は半端じゃなかったわ」\. 魔理沙「うわぁ。近寄りたくないなー」 |
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……だからどうしようもなかったのよ」\. 魔理沙「そうか、まあそれも仕方が無いな……。\. 災難だったな」 |
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次は何をすればいいですか?」\. 霊夢 「もう終わったの?\. じゃあ、次は水汲みをお願いしようかな」 |
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霊夢 「誰も引受先がなかったので、\. うちで監視する事になったのよ。\. ちゃんと仕事してくれるし助かってるわ」 |
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貧乏になっても楽しく生きてるしー」\. 霊夢 「もとより失う富もないからね、 ってやかましいわ!」 |
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と思ったよ」\. 霊夢 「簡単に消滅させられるのなら 何にも悩まないけどねぇ」 |
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なっちゃった」\. 紫苑 「貧乏神だけにね、ってやかましいわ」 |
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疫病神はお寺で、\. 貧乏神は神社で更生する事となり、\. 最凶最悪の二人の脅威は去った。 |
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黒幕を懐柔したし、\. 完全憑依異変はこれで解決だな!」 |
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置いているのには理由があるのよ。\. 二人には異変の後始末をして 貰わないといけないからね」 |