Th18/Reimu's Endings

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Alternate Ending No. 1

#0@0  博麗神社。

#0@1  幻想郷の外れにある神社である。

#0@2  人間よりも妖怪が来る事の多い、通称「妖怪神社」だ。

Misumaru 

#0@3「……陰陽玉ですね」

Reimu 

#0@4「そう、私の陰陽玉って貴方が作ったって言ってたよね。

#0@5    それって本当なの」

Misumaru 

#0@6「勿論ですよ。偉いでしょ」

Reimu 

#0@7「ま、まあ偉いのか何なのかはよく判らないけど」

Misumaru 

#0@8「私は玉造を生業とする神です。

#0@9    陰陽玉だけでなく、主に勾玉を作っているんですよ」

Reimu 

#0@10「へー、退屈な仕事ね」

Reimu 

#0@11「でさ、本当に陰陽玉とアビリティカードの材料が同じなの?」

Misumaru 

#0@12「広い意味では、ですけどね。

#0@13    伊弉諾物質で出来ていると言う意味では」

Reimu 

#0@14「伊弉諾物質……とは?」

Misumaru 

#0@15「神代の時代に意味を持っていた物質をそう呼ぶのです。

#0@16    まだ物質が誰の所有物でも無かった時代の物です」

Misumaru 

#0@17「それらには物質自体に神に等しい力が宿っているのです。

#0@18    今はマジックアイテムと呼んだ方が通りは良いですけどね」

Reimu 

#0@19「なるほど、それなら聞いた事がある」

Misumaru 

#0@20「殆どの物質は名前を付けられたり、

#0@21    別の意味で上書きされて普通の物質になっていますが、

#0@22    山の中にはまだまだ沢山眠っているようですね」

Reimu 

#0@23「山の中、そうだった!

#0@24    そんな物質を掘って大丈夫なの?」

Misumaru 

#0@25「余り大丈夫とは言えませんね。

#0@26    何を掘り起こしてしまうのか判りませんし」

Reimu 

#0@27「じゃあ、即刻やめてよね」

Misumaru 

#0@28「何か勘違いをしている様ですね。

#0@29    虹龍洞で伊弉諾物質を掘り出しているのは私ではない」

Reimu 

#0@30「え?」

Misumaru 

#0@31「私は虹龍洞に危険がないか調査していたところです。

#0@32    しいて言えば貴方と同じ目的ですよ。

#0@33    出てきたのは龍珠くらいだったのが幸いでしたが」

Reimu 

#0@34「それならば良かったわ。

#0@35    アビリティカードの能力も限定的で危険はなさそうだしねぇ」

#0@36  アビリティカードに含まれている龍珠の量は少なく、

#0@37  何らかの手段で魔力を補給しないと能力は持続しないようだった。

#0@38  その手段とは市場の神の力が及ぶ範囲内での、正式な等価交換。

#0@39  つまり、金銭が絡む売買である。

#0@40  アビリティカードとは、大天狗の資金確保と、

#0@41  市場の神の自身への信仰心のために作られた、

#0@42  娯楽品だったのである。

#0@43  Ending No.01  神々の遊び

#0@44     Congratulation!      ノーコンティニュークリアおめでとう!

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Ending No. 2

#0@0  月虹市場。

#0@1  ここは誰の物でも無い空。

#0@2  月明りに怪しく輝いた虹はもう消えようとしていた。

Chimata 

#0@3「虹が消えるわ。市場はもう終わりね」

Reimu 

#0@4「さっきから市場、市場、って何なのよ! ただの戦闘じゃないの」

Chimata 

#0@5「ただの戦闘、嫌いなの?

#0@6   とてもそんな風には見えないけど」

Reimu 

#0@7「ぐ……、まあその。

#0@8   そういう事じゃ無くてさ、市場では無いでしょって」

Chimata 

#0@9「市場って言うのは、一時的に所有権を失わせる 特別な場、ハレの場なのです。

#0@10   ハレの場では、日常とは違う事が行われます」

Reimu 

#0@11「ま、まあそのくらいは知ってるわよ」

Chimata 

#0@12「日常で起こる戦闘は暴力行為。

#0@13   ハレの場で起こる戦闘は、儀式の一つ。

#0@14   つまりお祭りと一緒なのです」

Reimu 

#0@15「市場についてはもう良いわ!

#0@16   それはそうと、アビリティカードよ!

#0@17   結局、あれの正体は何だったの?」

Chimata 

#0@18「アビリティカードは、天狗と共同で作った傑作ですよ。

#0@19   天狗が龍珠を採掘し、私が能力の解放、複製、流通をする。

#0@20   トレーディング要素の強い、ただの娯楽品ですよ」

Reimu 

#0@21「娯楽品、だあ?」

Chimata 

#0@22「そうですよ、娯楽品です。

#0@23   購入してどう使うかは自由ですが……」

Chimata 

#0@24「皆さん、幻想郷の仲間がお好きなんですね。

#0@25   それっぽい魔力のカードにしただけで、    話題性は十分でしたねぇ」

Chimata 

#0@26「みな、嬉々として集めてました。

#0@27   ちなみに、カードの能力は限定的で

#0@28   貴方が考えている様な危険な物では無いですよ」

Reimu 

#0@29「うーん、まあ確かに、遊びっぽい感じもあったけど……。

#0@30   それにしたって、やりすぎじゃ無い?」

Chimata 

#0@31「ふふふ」

#0@32  千亦はアビリティカードをただの娯楽目的だと言った。

#0@33  霊夢は素直に信じた訳ではないが、

#0@34  危険性の低い物だという事は戦いを通して感じていた。

#0@35  千亦は市場の神である。

#0@36  市場が栄える事で信仰を得るのである。

#0@37  つまりはカードが売買される事で、力を得ている筈である。

#0@38  物を流通させる事がそもそもの目的だとすると、   魅力的な娯楽品を作るのは判らなくもない。

#0@39  ……しかし、霊夢は思う。

#0@40  彼女の前で市場を冒涜する行為を行ったらどうなるのだろう。

#0@41  市場が開かれる寸前に、カードを全て捨てたら、

#0@42  彼女にはどう見えたのだろうか。

#0@43  霊夢の純粋な興味が尽きることは無かった。

#0@44  Ending No.02  市場の神様

#0@45     Congratulation!      ノーコンティニュークリアおめでとう!

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Bad Ending No. 9

#0@0  妖怪の山。

#0@1  幻想郷で最も高い山。

#0@2  主に天狗等の妖怪達によって支配されている。

Aya 

#0@3「号外だー、号外だよー!

#0@4   妖怪の山で人間の遭難者だー」

Aya 

#0@5「遭難者は、何と博麗神社の巫女。

#0@6   博麗霊夢だー。

#0@7   遭難理由は酸素欠乏症だと見られるぞー」

#0@8  霊夢は天狗達に笑われながら博麗神社まで運ばれた。

#0@9  恥ずかしいったらありゃしない。

#0@10  BADEnding No.09 ノーコンティニュークリアを目指そう!