Th075/Patchouli's Scenario

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Versus Marisa

Patchouli

……

Patchouli

……またネズミがいるようね。

Patchouli

確か……本棚の裏に猫イラズがあったような。

Marisa enters

Marisa

ちょっと待て、猫イラズは人間もいらん。

Patchouli

あら、黒ネズミの方から出て来てくれるなんて、 猫イラズもいらなかったわね。

Marisa

ああ誤解だ、今日は忍び込みじゃない。

Marisa

ちょっと調べ物に来ただけだ。

Patchouli

忍び込んでおいて、忍び込みじゃないのね。

Marisa

それもちょっと違ったな。こっそりと調べ物だ。

Patchouli

やっぱり、猫が欲しいわね。

Marisa

猫?

Patchouli

こっそりと忍び込むネズミを――、 がっちり退治してくれる猫。

Marisa defeated

Patchouli

さてと、私は堂々と調べ物するわ。 ネズミは大人しく帰る事ね。

Marisa

むー、今回の異変の事調べたかったんだよ。

Patchouli

それは、私が調べているの。

Marisa

くそ、一人占めするつもりか。

Patchouli

今回の異変は、ネズミの手に負えないわ。 貴方如きが調べても無駄よ。

Versus Sakuya

Sakuya

どうしましたか? 急に呼び出したりして。

Patchouli

明日、やんごとなき用事で出かける事にしたの。

Patchouli

それで留守を頼もうかと思って。

Sakuya

あら、珍しいですわね。

Sakuya

ええ、留守番は私にお任せください。

Patchouli

その留守番だけどねぇ……

Sakuya

何かありましたか?

Patchouli

最近、また鼠が増えてきたの。 ちゃんと見張ってくれないのかしら。

Sakuya

鼠? ほら、特製の猫イラズは駄目ですか?

Patchouli

いまいち。

Sakuya

もっと強い毒性のある猫イラズが必要なのですね。

Patchouli

必要なのは貴方の猫根性の叩き直しよ。

Sakuya defeated

Patchouli

あなたの猫度は24点。

Sakuya

厳しいですわ。

Patchouli

ちなみに100点満点ではなくて、96点満点。

Patchouli

96は、100以下で2でも3でも割れる最大の数だから便利なのよ。喧嘩が起きなくて。

Sakuya

いやまぁ、評価が厳しい事には変わりないですわ。

Patchouli

4の違いは物凄く大きいのよ。

Patchouli

いつも大雑把な貴方には判らないかもしれないけど

Versus Alice

Patchouli

さて、そろそろ出掛けようかしら。

Patchouli

でも、レミィより長く生きている者って…… あまり当てが無いけど。

Alice enters

Alice

お出掛け前みたいだけど……ちょっと待って!

Alice

聞きたい事があるの。

Patchouli

……猫イラズ、猫イラズ。

Alice

判ってるんでしょ? 幻想郷を包み込む位のこの妖気について何か……

Patchouli

うちの猫はザルねぇ。

Patchouli

言ったそばからネズミの進入を許すんだから。

Alice

聞いてます?

Patchouli

妖気、って、あの霧の様な物のこと?

Patchouli

あんなの妖気でも何でもないわよ。 ただでかいだけのでくの坊。

Alice

何よその投げやりな態度は。 折角、丁寧に質問に来てるというのに。

Patchouli

忍び込んでくる輩は根本的に間違っている。

Patchouli

無作法な奴に、丁寧も何もあったもんじゃないわ。

Alice

今まで見た事も無い力なのよ! ここ位しか調べられる場所は無いじゃないの。

Patchouli

今、丁度出掛けようとしてたんだから。

Patchouli

次の宴会まであと二日しか無いのよ?

Patchouli

本で調べてる時間も無い!

Alice defeated

Patchouli

またつまらぬ時間を使ってしまった。

Alice

結局、何にも教えてくれないんだ。

Patchouli

さっさと帰る。 ここはもうすぐ銀の猫イラズで封鎖するよ。

Alice

判ったわよ……。帰りますって。

Patchouli

うちの猫イラズが惚けているから、ネズミばっかり増えて困るわ。

Versus Youmu

Youmu

……冥界には珍しい顔だな。 まぁ死人の様な顔してるけど。

Patchouli

貴方には用は無い。貴方の親玉に用があるの。

Youmu

え? 幽々子さまに?

Youmu

まぁどっちにしても通す訳にはいかないんだけど。

Patchouli

何でかしら?

Youmu

それは、私が見張りも兼ねているからよ。

Youmu

不審者をやすやすと通す訳が無いじゃない。

Patchouli

ああ、そ。見張り番ってのは――

Patchouli

無能に与える言葉だけの役職だと思ってたわ、 経験上。

Youmu

まぁ、大人しく斬られるか、それとも――

Youmu

普通に斬られるか。

Patchouli

アンデッドは火に弱い。

Youmu

幽霊はそうでもない!

Youmu defeated

Patchouli

ほんとね。むしろ人間側の方が火に弱いみたい。

Youmu

幽霊に比べると人間側は余り強く出来てないの。

Patchouli

それにしても……大分遅くなっちゃったわ。

Youmu

ああ、ちなみに

Youmu

幽々子さまはもう寝ていると思う。

Patchouli

え? 亡霊の癖に早寝なの?

Versus Yuyuko

Yuyuko

あぁもう、何よこんな時間に~。

Patchouli

おやすみのところ悪いけど、ちょっと付き合って もらうわ。

Yuyuko

おやすみなさい。

Patchouli

どうも最近、未知の力で幻想郷全体を操っている者が居るの。

Patchouli

相当古くて土着の者の力みたいで……

Patchouli

調べてもうちの書では記述が見当たらないのよ。 どんな魔導書でもある筈なのに……。

Yuyuko

でー? それで何よ?

Patchouli

それで、もう貴方位しか知っていそうな者がいないのよ。

Yuyuko

失礼ね。まだピチピチなのに。

Patchouli

いいから、何とか異変を抑えないと。

Yuyuko

放っておきなさい。どうせ何も起きないわよ。

Patchouli

やっぱり何か知ってるの?

Yuyuko

あ、ほら、私は知らないけど凄く懐かしい力よね。

Yuyuko

力が今みたいに細分化される前の。

Patchouli

知ってるのね。

Yuyuko

知らないって言ってるわ。

Patchouli

……アンデッドは火に弱い。

Yuyuko

あら、どうしましょう。

Yuyuko enters

Patchouli

さぁ、観念した?

Yuyuko

知らないっていってるでしょ?

Patchouli

往生際が悪いわね。

Yuyuko

あ、でも、こういうのは私の友人が詳しいわ。

Patchouli

何処にいるの?

Yuyuko

さぁねぇ……。おやすみなさい。

Patchouli

結局、何処にいるのか判らなかったわ。

Versus Yukari

Reimu

幽々子の友人?

紫の事?

あいつは居て欲しくない時はよく見るんだけどねぇ

Patchouli

まぁ、仕方が無い。この異変に関しては、自分で調査するしか無さそうね。

Reimu

異変って、何?

???

あら、居て欲しい時なんてあるとは思わなかったわ

Yukari enters

Yukari

私を呼んだのは貴方かしら?

Patchouli

あれ? なんだ、神社に住んでいたのね。

Yukari

住んでいたの。

Patchouli

そう。ところで、最近の異変はなんなの?

Patchouli

貴方なら知ってるでしょ? 貴方が一番古いって聞いたわ。

Yukari

古いって酷いわね。誰が言ったのよ?

Patchouli

質問に答えて。

Yukari

知ってるに決まってるじゃない。

Yukari

というか私の困った知り合いよ。 この宴会の犯人は。

Patchouli

宴会? そう……じゃぁその目的は?

Yukari

そんなの本人に聞いてよ。

Patchouli

本人は何処にいるの?

Yukari

もう、質問ばっかで、用事ってそんな用事?。

Patchouli

そんな用事。

Yukari

つまんないわ。

Yukari

そんなにあいつに会いたければ、 会わせてあげない。

Patchouli

本当に困ったひとなのね。

Yukari defeated

Patchouli

会わせてくれるんでしょう?

Yukari

仕様が無いわねぇ。

Yukari

あんな奴、大して面白い娘でもないわよ?

Patchouli

別に面白さを欲している訳ではないの。

Yukari

ほら、どんどん萃まってくる……。

Versus Suika

Patchouli

漸く……見つけたわ。

Suika

あれ? もう時間切れ~?

Suika

もっともっと遊べると思ったんだけどなぁ。

Patchouli

遊べるって、結局、貴方は誰? 一体何をしていたの?

Suika

ん? 幻想郷をちょっと賑やかにしていただけよ。

Suika

ほら、私がちょっと手をひねっただけで――

Suika

みんな何の疑問も持たずに宴会に集まるんだもん。

Suika

私はそれを見て楽しんでいただけよぉ。

Patchouli

!? その角、貴方はもしかして……

Suika

鹿じゃないよ。

Patchouli

そうか、それでなのね。

Patchouli

うちの本の何処にも書かれていない訳が判ったわ。

Patchouli

そんなものが書かれた本なんて、うちには…… 幻想郷にはある筈も無いものね。

Suika

山羊でもないってば~。

Patchouli

貴方の力は、疎と萃、かしら? 霧になったり……宴会を誘発したり……。

Patchouli

それにしても、「鬼」は何に弱いのかしら?

Suika

え~? 強いよー。何にも弱くない。

Patchouli

そうか。 確か炒った大豆に弱いんだったわね……

Patchouli

って今は、そんなもの持ち合わせて居ないのよね。

Suika

ふん。

Suika

流石に知識だけは持っているみたいだけど…… 実践できないようじゃねぇ。

Suika

所詮、今の日和った幻想郷に棲む奴らには、 何が起きているのかすら判らないでしょう?

Patchouli

何が起きている……? 宴会……かな?

Suika

鬼の力、萃める力、思う存分に味わうといいわ!