Th155/Miko's Endings
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──神霊廟。\. 仙人になろうと思う人間達が修業する道場である。 |
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布都「……負けてしまいましたね」\. 神子「私に貧乏神が取り憑いてたからな。\. 貧乏神に取り憑かれたら勝ちは有り得ない」 |
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神子「しかし、完全憑依は一人につき一人だと 思っていたが、\. 一体どういうことだ?」 |
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布都「やっぱり、あの僧侶に 裏切られたんじゃないですか?\. 敵の眩い金銭に目が眩んで」 |
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神子「そう言うな、\. 彼奴は宗教は違えど そんな事をする奴じゃない」 |
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神子「強制完全憑依とは別の未知なる原理が 働いたのだろう。\. それが一体何なのか判らないと 勝ち目はないな」 |
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神子「それにしても完全憑依は、 自分が観客に憑依する為と、\. 敵に貧乏神を押しつけるという 二つの目的があったのか」 |
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神子「ふっふっふ、やってくれるな。\. 奴らはただの外道じゃない、\. 外道神だ」 |
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──命蓮寺。\. 人間、妖怪分け隔てなく会するお寺。\. 宗派は謎。 |
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一輪「結局、何が起こったのでしょう」\. 白蓮「気が付いたら、\. 疫病神のスレイブになっていたわ。\. これでは自由に闘えない」 |
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白蓮「しかし、完全憑依の噂には 強制的にスレイブにする手段はなかった。\. 完全憑依の条件には、まだ隠された秘密が あるのかも知れない」 |
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一輪「秘密、ですか。もしかしたら、 あの人なら知ってるのかも……」\. 白蓮「紫さんね」 |
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白蓮「おそらく、彼女はこの罠を知っていて、\. あの二人を攻略しあぐねているのでしょう。\. 彼女と協力するのが得策か……\. それとも、神子と組んで再び挑むべきか」 |
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白蓮の答えは決まっていた。\. 最重要な秘密を教えてくれることもなく、 自分達を敵の中に送り込んだのだ。\. 八雲紫は信用できない。 |
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そう思った時、信用のおける知将が寺を訪れた。\. 「聖白蓮よ! 今度は負けぬ策を考えようぞ!」 |