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#0@0 魔法の森。
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#0@1 幻想郷の不思議と不気味が詰まった森。
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#0@2 魔理沙の家がある。
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Narumi
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#0@3 「へー、そんなに広かったんだ。背中の扉の向こうが」
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Marisa
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#0@4 「大変だったんだぜ。
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#0@5 不気味な奴らがウヨウヨいてさ」
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Marisa
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#0@6 「背中に魔法の扉を創って移動しているらしい。
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#0@7 ちなみに、扉を創られた奴は魔力が膨大になるようだ」
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Narumi
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#0@8 「何それ、変な攻撃ねぇ」
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Narumi
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#0@9 「魔法の森に雪が降っていたのは何故?」
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Marisa
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#0@10 「背中に扉の出来た妖精の暴走が原因だそうだ。
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#0@11 魔法の森の妖精には冬がお似合いなんだろうな」
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Narumi
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#0@12 「それで、もう暴走は収まるのかな」
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Marisa
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#0@13 「実のところそれは判らん。
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#0@14 何故なら、逃げられてしまったからな」
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Narumi
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#0@15 「えー? 逃げられたのー? ださーい」
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Marisa
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#0@16 「うるさいなー。
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#0@17 やっぱり背中の扉は罠だったんだよ」
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Marisa
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#0@18 「どうも、私にも背中に扉が付いていたみたいでな。
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#0@19 背中の方から普段と違う魔法が使えると思ってたが
それが奴らの力だったらしい」
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Marisa
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#0@20 「そうと判らず、せっせと背中の扉のために力を
集めてしまったよ」
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Narumi
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#0@21 「賢い魔力の集め方ねぇ」
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Marisa
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#0@22 「で、その集めた魔力を全て奪われてな、
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#0@23 ドサクサに紛れて逃げられてしまった」
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Narumi
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#0@24 「でも、目的は何だったのかしら?」
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#0@25 魔理沙は口をつぐんだ。
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#0@26 スカウトされた事は何となく言いにくかったからだ。
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#0@27 奴らの仕事は幻想郷のバランスを取る事だという。
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#0@28 魔理沙は気に入られていたように見えた。
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#0@29 しかし本当のところ、実は採用の可否は判っていない。
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#0@30 気が付いたら魔法の森にいたという事は、不採用だったのか?
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#0@31 全く興味が無いとは言わない。
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#0@32 しかし、今の生活を辞める勇気は無い。
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#0@33 彼女は葛藤を抱えたまま、背中の扉を探しに出ようと思った。
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#0@34 もう一度、首謀者に会うためである。
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#0@35 Ending No.07 不気味な採用試験
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#0@36 Congratulation!
ノーコンティニュークリアおめでとう!
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