Th09/Sakuya's Endings

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Sakuya's ending

8 紅色の薔薇が血の色を彷彿させる館、紅魔館。

10 幻想郷中の花が咲き乱れている現在、ここも例外ではなかった。

12 湖の白さと木の緑と相まって、紅色が映える。

14 しかし、薔薇の分だけ紅が強すぎるかもしれない。

18咲夜 「お茶が入りました」

21レミィ「ん。

23    それにしても今年の花は異常ね。

25    薔薇だってこんなに咲くことは無いのに」

28咲夜 「そうですね。

30    でも、たまにはこういう年だってあっても良いのですよ」

33レミィ「珍しい事言うのね?」

35レミィ「いつもだったら異変だ、大変だ、懲らしめてやらないと

37    って出て行くじゃないの」

40咲夜 「必ずしも、そんな事は無いのですわ。

42    それにこの花、きっと異変じゃなくて自然現象ですから」

45レミィ「自然現象、ねぇ。

47    既に切り落とされた薔薇も再び咲いてたけど、自然現象ねぇ」

51パチェ「咲夜。

53    こんなに沢山の花を集めてどうするの?」

56咲夜 「あ、パチュリー様。

58    その花はお茶の時に持ってくると危ないですよ」

61パチェ「毒を持つ物も混ざっているわね。

63    でも大丈夫。私達にはこの程度どうって事無いわよ。

65    咲夜ぐらいね、毒が効くのも」

68レミィ「まぁ苦いのは嫌だけどねぇ」

71咲夜 「珍しい花も混ざっているので、毒を調べてからお茶に     しようと思ってました」

75レミィ「あら、やっぱり咲夜らしくないわね」

77レミィ「いつもの咲夜だったら、

79    珍しければ毒だろうと何でもありなのに」

82パチェ「そうね。

84    そのくせ自分は毒には手を付けないんだから」

87咲夜 「少々毒がある位の方が美味しいのかと思ってましたが……

89    今度からは少し体に良い物を選ぼうと思いまして」

92パチェ「どうしたの? ベラドンナの実でも囓ったの?」

95レミィ「苦いのは嫌だって」

98咲夜 「何を言ってるのですか。

100    それが私の優しさです、温かさです。

102    もう冷たいとは言わせませんよ」

105レミィ「春よねぇ」

108 結局、まだ幻想郷中の花は咲いたままである。

110 原因が完全に掴めず釈然としない物があったが、元々危険を感じさ  せない異変だった為に、深く追求しようとは思わなかった。

113 この程度の異変は、巫女に任せておけば何とかするだろう。

115 それが巫女の仕事であり、メイドである彼女は自分の出る幕ではな  いとすら感じていた。

118 そう、今回の異変を解決させないことは――

120 彼女なりの優しさ、温かさだったのだ。

122 幽霊は死を認めたくない、だから花を咲かせ生きている振りをする。

124 花は、まだまだ咲いていたいと思っているのだから。

126  Congratulations! Ending No.3

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