Th105/Marisa's Scenario
Stage 1
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Marisa |
困ったもんだ 雨続きで洗濯も出来やしない |
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Marisa |
梅雨が明けてから一向に雨の止む気配がないぜ |
Alice |
それでよく梅雨が明けたって判ったのね |
Marisa |
おお、いつの間にこんな所に |
Alice |
あ、まただわ…… |
Alice |
最近雹が降ってばかりで洗濯も出来やしない |
Marisa |
これは珍しい、雹が降ってくるなんて |
Alice |
本来ならね でも今年は梅雨が明けてから雹ばかり…… |
Marisa |
それでよく梅雨が明けたって判ったな |
Alice |
あんたみたいに馬鹿じゃないからね |
Marisa |
判ったぜ |
Marisa |
お前が森の湿度を上げてたんだろ? |
Alice |
何の為に? |
Marisa |
知るか 倒してからじっくりと聞いてやるぜ |
⧼lose⧽ | |
Alice |
湿度を上げてたのが誰なのかよく考えなさい |
Alice |
雨を呼ぶお馬鹿さん |
⧼win⧽ | |
Marisa |
じゃないな 雹より雨の方が問題だ |
Alice |
雹だって問題よ |
Marisa |
また雨が降ってきたな…… |
Marisa |
つまり私にお天道様を取り戻しに行けと この雨は言っているんだな? |
Stage 2
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Marisa |
雨乞いはよく聞くけど その反対はどうすればいいんだ? |
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Marisa |
まさか照る照る坊主なんて迷信を信じる訳にも 行かないし |
Reimu |
居るかしら? |
Marisa |
今は居ないぜ |
Reimu |
そう、って目の前に居るじゃない |
Marisa |
おお? 私はお天道様はここには居ないと言ったんだが |
Marisa |
お前が来たらあっさりと晴れたな |
Reimu |
最近は日照り続きだからね |
Reimu |
このままじゃ植物だって枯れちゃうわよ |
Marisa |
この森を見てみろよ 雨続きでこのままじゃ森が腐っちまうぜ |
Reimu |
そんな事知らないわよ |
Marisa |
そうか、判ったぜ |
Marisa |
お前がお天道様だろ お前がサボっているから天気が悪いんだな? |
⧼lose⧽ | |
Reimu |
何言ってるのよ |
Reimu |
私は地震の被害を見に来ただけなのに |
⧼win⧽ | |
Reimu |
何で闘うのか判らないけど…… 今朝の地震は大丈夫だったの? |
Marisa |
地震? 特に何も感じなかったぜ |
Reimu |
そんな筈は…… だって神社が壊れる位の地震だったのに |
Reisen |
そこの魔法使いは何も判っていない |
Marisa |
なんだなんだ? 今日はこの店始めて以来の千客万来だな |
Reisen |
店なんてやってたの? |
Marisa |
実はやっていたんだけどな 最近は不景気でねぇ |
Reisen |
それはともかく、今恐ろしい事が起きようとしている のに、貴方と来たら |
Marisa |
さっきまで晴れてたのに天気がおかしくなってきたぜ 恐ろしい事ってこれか? |
Reisen |
違う違う、地震の事よ |
Reimu |
地震ならもう起きたけどね 今日の朝一に |
Reisen |
え? 今朝は何にも感じなかったけど…… |
Reisen |
ま、起きるとしたらそんなに 小さな地震じゃないと思うんだけど |
Marisa |
何でそんな事が判るんだよ |
Reisen |
ふん、付いてきなさい |
Stage 3
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Reisen |
ここならよく見えるでしょ? 妖怪の山に掛かった雲が |
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Marisa |
余り天気が良くなくて良く見えないが |
Reisen |
不自然な色の雲、不自然な天候 これが何を意味するのかというと―― |
Marisa |
ああもうどうでも良いぜ 私は晴れて暑い夏を取り戻したいだけだ |
⧼lose⧽ | |
Reisen |
それにしても神社で地震? 何か不自然ね |
⧼win⧽ | |
Reisen |
折角説明しようと思ったのに |
Marisa |
また雨が降ってきたな |
Marisa |
どうやら私一人だと雨が降るのかも知れん |
Marisa |
実は雨女だったのか…… |
Stage 4
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Marisa |
凄い事に気が付いたぜ |
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Marisa |
雲の上まで行けば確実に晴れている筈だ このまま山を登れば |
Marisa |
必ずお天道様にあえるって訳だ |
Marisa |
…… |
Marisa |
……天気が荒れてきたけど 負けるもんか。目指せ雲の上 |
Aya |
誰かが山に入ってきたって報告があったと思ったら またあんたなの? |
Marisa |
嵐の中偵察ご苦労様 |
Aya |
何よ偉そうに |
Aya |
天狗の私が言うのも何だけど ここの所風が強くてねぇ |
Aya |
どんな事しても収まらないのよこれが |
Marisa |
何処も天気に悩んでるのは同じなんだな |
Marisa |
でも、風の神様にお願いすればいいんじゃん? |
Aya |
それが、どうやら風が吹いているのは 私の周りだけみたいで…… |
Marisa |
ほほう |
Marisa |
ま、私はこれから雨のない世界へ 旅立つつもりだがな |
Aya |
どうやって? |
Marisa |
山を登って雲の上まで行くんだよ |
Aya |
それでどうやって? |
Aya |
どうやって天狗の目をかいくぐって登るのかしら? |
⧼lose⧽ | |
Aya |
さあさあ大人しく帰りなさい |
Aya |
雲の上まで行っても何も解決しやしないよ |
⧼win⧽ | |
Marisa |
さあ行くぜ そこに山があるんだからな |
Aya |
しょうがないわね 貴方はもう目を付けられてるんだから |
Aya |
覚悟して山を登りなさい |
Marisa |
大丈夫だ、今回は山はただの通過点だからな |
Stage 5
data/scenario/marisa/004.cv0.jdiff
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Marisa |
雲の中は荒れてるが、これを越えれば―― |
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Marisa |
待ってろよ 私の雨の無い世界! |
Iku |
鯉は滝を登り龍となり 龍は雷雲の中で成長する |
Iku |
この雲を泳ぐ人間が居るなんて |
Iku |
そんな貴方は何者かしら? |
Marisa |
おお? 何か障害物っぽい奴が現れたな |
Iku |
私は貴方に対して邪魔も何もしません |
Iku |
ただ幻想郷の未来を憂え そして警告するだけです |
Marisa |
邪魔しないのならさよならだ 邪魔したな |
Iku |
貴方は何故雲を越えようとしているのです? |
Marisa |
いつまで経っても晴れないからだよ どうやら雨は私の周りだけらしいんだが |
Iku |
それで、雲を越えてどうしようというのです |
Marisa |
さあな ただ、雲の上なら雨は降らんだろう? |
Iku |
驚くほど単純な思考…… |
Iku |
確かに雲の上なら雨は降らないでしょう |
Iku |
しかし、地上に戻ってくればそれも終わり |
Iku |
貴方はそのまま雲の上で暮らすつもり? |
Marisa |
ふっ、私は馬鹿じゃないぜ |
Marisa |
天候を操る異変を起こしている奴がいるのだとしたら |
Marisa |
犯人は天候の変化のない場所にいる |
Marisa |
私はそいつを潰して 晴れた暑い夏を取り戻すつもりだぜ |
Iku |
そうですか、天候がそんなおかしな事に なっているなんて知りませんでした |
Iku |
私はずっと雲の中にいるから 天候は変化が無いですし |
Marisa |
……そして、犯人も見つけたぜ! |
⧼lose⧽ | |
Iku |
しかし私は犯人では無い |
Iku |
私はこれから幻想郷のみんなにある事を伝えに 行かなければならないのです |
Iku |
それはそれは気が重い事ですわ |
⧼win⧽ | |
Marisa |
勝った! これで晴れる! |
Iku |
そんな訳がありません |
Iku |
私なんか倒したところで幻想郷の悲劇の未来は 何も変わらないのです |
Marisa |
何だよ、さっきから未来未来って |
Iku |
幻想郷に、 近いうちに壊滅的な地震が起こります |
Marisa |
……そういえば誰かもそんな事言ってたな |
Marisa |
……って!? 霊夢は今朝地震があったって言ってたぞ? |
Iku |
もしかしたらそれも予兆かも知れませんね |
Marisa |
なんってこった 地震が起きたら商売道具がめちゃくちゃになるぜ |
Marisa |
何とかならないのか? |
Iku |
私には地震を鎮める力はありません ただ |
Marisa |
ただ? |
Iku |
この雲の上に地震を鎮める事の出来る お方がいます…… |
Marisa |
間違いない、私の目的地は雲の上だ 全てにおいて間違いは無かった |
Stage 6
data/scenario/marisa/005.cv0.jdiff
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Marisa |
ほれ見た事か |
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Marisa |
雲の上はこんなにも天気が良い |
Tenshi |
天にして大地を制し |
Tenshi |
地にして要を除き |
Tenshi |
人の緋色の心を映し出せ |
Tenshi |
やっと来てくれたのね |
Marisa |
誰だ? |
Tenshi |
私は天界に住む比那名居の人 |
Marisa |
お前か? 色々やってくれたのは |
Tenshi |
色々、じゃあよく判らないけど |
Tenshi |
間違いない 私がやったわ |
Marisa |
何をやったんだよ |
Tenshi |
貴方の気質は湿った重い物なのね |
Tenshi |
私はみんなの気質を緋色の霧にして集めてたわ |
Tenshi |
その霧は天へ昇り緋色の空を作り出した |
Tenshi |
狂おしく美しい夏だったでしょ? |
Marisa |
趣味悪い奴が多すぎるぜ この世の中 |
Tenshi |
緋色の雲は地異を起こす天の奇跡なの |
Tenshi |
この私の緋想の剣で人の気質の 具現である緋色の霧を集めてー |
Tenshi |
大地を揺るがすの |
Marisa |
わっ地震!? 何かよく判らんがお前が起こしたのか? |
Tenshi |
何を聞いていたのよ |
Marisa |
何を言っているのかよく判らなかったよ |
Marisa |
でも地震は困る 家が耐震構造になっていないからな |
Tenshi |
さて、別に私だって幻想郷に大地震を起こしたい 訳じゃないの |
Tenshi |
天人の生活は退屈でねぇ 私だって地上のみんなみたいに遊びたいのよ |
Tenshi |
だから、こうやって地震の予兆を見せていれば 誰かが私を止めに来ると思ってね |
Tenshi |
そこでやってきたのが貴方 |
Tenshi |
でも、貴方が私を満足させてくれる人間? |
Tenshi |
どうにもこうにも頼りがないわ |
Marisa |
ああ? いちいち癪に触る奴だな |
Marisa |
私はお前の企み通りおびき寄せられたって言うのか? |
Marisa |
残念だが、地震の事はついさっき聞いたばかりだ 私の目的は |
Tenshi |
天気の事でしょ? 貴方の周りばかりずっと雨だから |
Marisa |
うんにゃ そこに山があるから登ってきたのだ |
Tenshi |
まあいいや でも、私を放っておくと貴方の家も倒壊するわよ? |
Marisa |
でもな、登山中に人とすれ違ったら |
Marisa |
挨拶するのが決まりってもんだぜ! |
Tenshi |
そう、それでいいのよ |
Tenshi |
貴方達は異変を見つけて解決していれば良いの |
Tenshi |
それが妖怪達にとっても嬉しい事なのだから |
Marisa |
そっちから来ないならこっちからも行かないぜ? |
Tenshi |
ふふふ、貴方の湿った霧雨の天気 私の光り輝く天気と比べるが良いわ! |