Th123/Cirno's Endings

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 ――幻想郷の東の境界。博麗神社。¥

 いつもは蝉がうるさい神社に、蝉より騒がしい何かが居る。@

 それは何やら話の中心に居るようだった。

 

霊夢 「で? だいだらぼっちがどうしたの?」¥ チルノ「だいだらぼっちはおっきな妖怪だったんだ!」

 

霊夢 「そりゃね」¥ チルノ「えーっと。その妖怪はどうやら人形みたいで……」

 

魔理沙「ふーん」¥

チルノ「とにかくおっきくて自由に動くの!@

    あんなのが暴れたら幻想郷の危機よ!」

 

霊夢 「大きな人形って……。@     もしかして、これじゃない?」

 

霊夢 「非想天則――巨大妖怪型自動操作人形」¥ チルノ「ひそうてんそく?」

 

霊夢 「河童が作った大きな人形よ」¥ チルノ「かっぱー?」

 

霊夢 「これなら、みんな見てるわよ。@     今、山の麓に行けば見られるわ」

 

チルノ「なんだー。みんな見ていたのかー。     つまんない」

 

チルノ「ひそうてんそく……。@     んー?」

 

霊夢 「動きは凄くリアルよ。@     なんでも蒸気で動く仕掛けらしいわ」

 

チルノ「何……これ?」¥ 霊夢 「あんたがだいだらぼっちと勘違いしたもの、でしょう?」

 

チルノ「んー? こんなのだったかなぁ」¥ 霊夢 「何にしても、ただのでくの坊だから、恐れる必要はないわ」

 

チルノ「んー?@

    いや、こんな形じゃなかったよ!@

    絶対違うよ!」

 

霊夢 「え?」¥

チルノ「もっとリアルな人形でー、@     もっと攻撃をしかけそうな感じでー。@

    とにかく、全然違うよ。違うんだよ!」

 

霊夢 「へー。@     その話、ちょっと詳しく教えてくれる?」