Th13/HTML Manual

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虚伝から蘇る弾幕

 東方神霊廟 ~ Ten Desires.



1.概要

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 「東方神霊廟 ~ Ten Desires.」は少女弾幕シューティング(STG)です。

 今作品は敵を倒して避けてまったりする内容です。


 *このゲームには過激な弾幕シーンが含まれております

  小さなお子様や、弾幕アレルギーの方は医師に相談してください。

動作環境
必須環境
OS Windows XP/VISTA/7

DirectX ランタイム (June 2010) 以降の最新版がインストールされていること

CPU 十分な速度を持ったCPU(例 Intel Core iシリーズ等)
ビデオカード

  

DirectGraphic 対応の高速なビデオカード(推奨 VRAM 256M以上)
推奨環境
サウンド Direct Sound対応のサウンドカード
その他 パッドコントローラ

ある程度の弾幕免疫

欲深き魂

 バグなどありましたら <a href="mailto:zun@big.jp">zun@big.jp</a> まで報告していただける

 と嬉しいです。


2.バックストーリー

 

  博麗神社。人里離れた辺境の地に建つ神社である。 
  大地を凍らせた白黒の世界は終わり、幻想郷は本来の美しさを取 
 り戻そうとしていた。 
  桜と共に神霊が舞う春であった。 

  霊夢 「桜は綺麗なんだけどねぇ」 

  魔理沙「桜が綺麗なら良いじゃないか」 

  桜が咲けばそれを楽しまない生き物など幻想郷にはいない。 
 博麗霊夢と霧雨魔理沙の二人も、その生き物であった。 

  霊夢 「でも何か嫌な予感がするんだよねぇ」 

  魔理沙「奇遇だな。私もだ」 

  桜は容赦無く散り続ける。この機会を逃せば次は藤の花まで花見 
 出来ないかもしれない。 
  それでも二人は桜の木の元で宴会する気になっていない。 

  何故か。 

  それは正体不明の霊が漂っては消えたりしていたからだ。 

  霊夢 「何か、前にこんな幽霊だらけの春があったよね」 

  魔理沙「ああ、でもあの時は花見できなかった気がするぜ。 
      春が殆ど無かったからな」 

  霊夢 「そうねぇ、あの時は冥界の奴らの所為だったんだよねぇ」 

  魔理沙「そうだ、霊が絡む事はみんなあいつらの所為だもんな」 

  霊夢 「そうそう、そういう事にしておけば問題ないもんね」 

  現在漂っている正体不明の霊、それはただの幽霊や、最近現れた 
 地霊ではない事は明白であった。 

  それは神霊。神様になる筈の霊である。 

  一般的に神霊は神社を住処とする事が多いが、実は何処にでも住 
 む実態のない霊である。 
  その神霊が彼女達を悩ませているのであった。 

  魔理沙「こんなんじゃ明日、花見できないな。 
      よし」 

  霊夢 「よし?」 

  魔理沙「あ、ん。何でも無いぜ。 
      何だろうな、この不思議な霊は」 

  霊夢 「なんとかするかー。 
      こいつ等が現れた原因を調べないとね」 

  思い立ったが吉日。二人は我先にと調査に出かけた。その夜のう 
 ちに。 

 ――一方、山の神社にも異変が起きていた。 
  妖怪の山にある守矢神社、ここの巫女さん、東風谷早苗の元にも 
 奇妙な霊が現れていた。 

  早苗は不思議に思ったが、それは幽霊などではない事に気付いた。 

  その霊は神霊。 
  神奈子様とか諏訪子様とかと同じ性質の物であった。 

  神霊が生まれる原因は、非常に強い人間の欲や想い、恐怖、感情 
 である。本来、神霊が直接人間に危害を与える事は少ないが、何ら 
 かの強い欲がなければ生まれない筈だ。例えば、豊穣祈願や厄除け 
 といった……。 

  早苗はこれは使える、と判断した。 
  神霊を集める事は人間の欲を集める事と同じ。それは信仰を集め 
 る事と同じなのだ。 

  しかし、何故突然神霊があちこちで生まれるようになったのか判 
 らない。そんな強い欲が幻想郷を渦巻いているようにも見えない。 

  早苗はその原因を探ることにした。 


 ――死後の世界。冥界。 
  冥界にも異変は現れていた。幽霊に紛れて別の霊が現れていたの 
 だ。いや、正確に言うと、幽霊からも次々と神霊が現れては消え、 
 消えては現れを繰り返してた。 

  冥界の庭師、魂魄妖夢は困惑していた。 
  彼女も当然、自分の体からも神霊が生まれているのを感じていた。 

  その神霊はすぐに消えてしまう儚い物であったが、僅かに意思を 
 感じる事が出来た。いや、生まれたばかりの神霊に意思などあるの 
 だろうか。芽生えたばかりの植物が持つ向光性の様な物だろうが、 
 半分人間、半分幽霊の彼女には感じ取ることが出来た。 

  その向かう先は人間の里がある方面。 

  そう思ったとき、人間の里の方面がぼやーっと明るくなっている 
 ように見えた。 

  妖夢「そうか。 
     神霊が生まれているのは私からだけではなく、全ての生き 
     物から生まれているのね」 

  庭の手入れを中断し早速調査に出かける事にした、のだが……。 



 ――神霊は自分を受け入れてくれる人を求めているようだった。 
  暗くて土くさい霊廟の中。霊達の幽かな灯りが辺りを照らすが、 
 すぐに闇に吸収され、全容を明るみにさらす事が出来ない。 

  そこで神霊は悟るのだった。 
  我々個々人の、稼ぎたいとか弾幕に当りたくないとか、ましてや 
 スペルカードを使いたいとか、そんな小さな欲を聞き入れる者など 
 幻想だと。その程度の欲は結局自らの努力無しには成就されないと。 

  それでも一縷の望みをかけて神霊は一心不乱に闇を進む。 
  そうして自分が生まれた原因も掴めぬまま、無に帰すのだ。 

  その様子を見てほくそ笑む者がいた事に気付かぬまま果てるのだ。 


  復活が近いことに笑みを浮かべ―― 
  そして復讐を誓った。 


3.プレイヤーキャラ紹介

キャラ紹介

○五欲の巫女 博麗 霊夢(はくれいれいむ)

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毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。


何者に対しても平等に見る性格である。ただ、仕事は妖怪退治である

為、妖怪に対しては厳しいポーズを取っているが、実際は人間も妖怪

にもさほど興味はない。


神霊にしちゃあ随分とちゃちで雑多な霊に何らかの危機感を感じ、調

査に出かける。放って置いて何か起きた時に神社の所為だと思われる

と困る。

○強欲の魔法使い 霧雨 魔理沙(きりさめまりさ)

<img src="pl01.jpg" width="144" height="167" vspace="0" hspace="0" border="0" align="left">

幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。


ひねくれて見えるが、内実は誰よりも真っ直ぐ。いつも黒い服を着て

いるが、それは魔法使いは黒だと思い込んでいるのと、汚れが目立た

ないと言う理由から来ている。真っ直ぐである。


神霊が人間の欲の塊である事に気付いた彼女。彼女の行動は純粋な好

奇心。好奇心も欲である。

○我欲の巫女 東風谷 早苗(こちやさなえ)

<img src="pl02.jpg" width="144" height="165" vspace="0" hspace="0" border="0" align="left">

妖怪の山にある守矢神社に住む巫女さん。妖怪退治は不慣れ。


普段は神様と妖怪達に囲まれて暮している為、人間の話し相手が欲し

いと思っているが、麓の人間は妖怪染みた人間ばかり。

そのうち、自分のああなるのかと少しだけ心配している。

でも、現人神と慕われただけあって妖怪にも劣らないが、少々惚けた

所もある。


神霊は神社にとって重要な霊。人間の信仰心を煽るにはこういった神

霊を集める事が重要だと考えている。

○死欲の半霊 魂魄 妖夢(こんぱくようむ)

<img src="pl03.jpg" width="144" height="171" vspace="0" hspace="0" border="0" align="left">

冥界の庭師兼、西行寺幽々子の剣の指南役。


白玉楼のもの凄く広い庭の整備を担っている為、毎日の業務が大変。

素直で真面目だが、騙されやすい。最近は幽霊騒ぎが落ち着き始めて

少し平和ボケしている。


突如として現れた奇妙な霊、神霊は人間の欲の具現した物であった。

その存在は希薄ですぐに消えてしまう物だったが、これ以上霊関係で

騒ぎが起きて欲しくない彼女は調査に出かけた。

4.操作方法

                   
■キーボードでの操作
■カーソルキー or テンキー 自機の上下左右の移動、カーソルの上下左右の移動
■Zキー ショット、決定
■Xキー  スペルカード発動、キャンセル
■Cキー  霊界トランス
■Shiftキー 低速移動
■ESCキー ポーズ、ポーズ解除
■パッドでの操作(オプションでキーコンフィグできます)
■レバー 自機の上下左右の移動、カーソルの上下左右の移動
■ボタン1 ショット、決定
■ボタン2 スペルカード発動、キャンセル
■ボタン3 霊界トランス
■ボタン4 低速移動
■ボタン5 ポーズ、ポーズ解除


5.タイトル画面

■タイトルメニュー
Start

通常のゲームを開始します(難易度選択画面に移行します)

ExtraStart

エキストラステージを開始します(条件を満たしていないと選択できません)

コンティニューは出来ません

PracticeStart

プラクティスモードを開始します

プラクティスモードは、1ステージだけをプレイするモードです。

その難易度、キャラ、武器で一度クリアしたステージまで選択できます(コンティニューしても可)

各ステージのスコアが記録されますので、スコアアタックも出来ます

初期プレイヤー数9で固定され、コンティニューは出来ません

SpellPractice

スペルプラクティスモードを開始します

Replay

保存したリプレイを再生するモードです

PlayerData

スコア、御札戦歴、その他の情報を見るモードです

MusicRoom

音楽室に入ります

Option

オプションモードに入ります

Manual

マニュアルを見られます

Quit

ゲームを終了します

6.ゲームシステム

ゲームシステムの詳細はゲームタイトル画面からManualを選ぶか、

ポーズ画面から操作説明を選んでください。


●基本ゲームシステム
 
 人間を操作し、ショットで敵を倒します。 
 敵や弾、レーザーなど、当ると痛そうな物に当たるとミスとなってしまいます。 
 残機が0の時に、ミスをするとゲームオーバーです。 

 画面上部に移動すると画面内のアイテムを全て集める事が出来ます。 
 また、低速移動時は、自機の近くのアイテムを引き寄せることが出来ます 

プログラム本体、イメージデータ、曲データ、及びマニュアル全ての著作権は製作者ZUNにあります。

著作者の許可無しで複製、転載、配布を禁じます。

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