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#0@0 魔理沙の家。
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#0@1 幻想郷の中でも穢れに満ち満ちた魔法の森にある。
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Marisa
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#0@2 「いやー、生きているのが不思議だぜー。
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#0@3 月の都にはヤバイ敵がいるんだな。
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#0@4 私のお陰で月の都は救われたみたいだが……」
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Marisa
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#0@5 「どうやら私は、最初から月の民の駒でしか無かった
っぽいのが腹立たしいぜ」
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Marisa
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#0@6 「でもあのサグメって奴から重要なことが聞けたな。
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#0@7 都市伝説が具現化する世界になったのは、
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#0@8 あいつの力って事だ」
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Marisa
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#0@9 「この月の都のパワーストーン。
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#0@10 オカルトボールに混じっていたのを取っておいて良かったぜ。
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#0@11 これが幻想郷を混乱に陥れるレベルの力を持っているとはな」
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Yukari
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#0@12 「お邪魔かしらー」
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Marisa
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#0@13 「わあビックリした! 突然現われるなよ」
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Yukari
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#0@14 「月の都に行ってきたんでしょ?」
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Marisa
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#0@15 「ん、ああ。月の都を救ってきたぜ」
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Yukari
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#0@16 「あら、素敵。スーパーヒーローね」
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Marisa
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#0@17 「ヒロインだ。何の用だ?」
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Yukari
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#0@18 「そのパワーストーン。ちょっと見せて」
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Marisa
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#0@19 「あ、やっぱり回収して、破壊するとか言うのか?」
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Yukari
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#0@20 「とおんでもない。こんな貴重な物を…何でそんな事思うの?」
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Marisa
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#0@21 「だって、これは都市伝説を具現化させる危険なアイテムだし。
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#0@22 現に幻想郷が混乱に陥っている訳で」
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Yukari
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#0@23 「何言ってるのよ、この程度で混乱なんかしてないわよ」
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Yukari
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#0@24 「むしろ、色んな情報と妖力を戴いてラッキーじゃない。
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#0@25 もっともっと幻想郷は変化出来るわよ」
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Marisa
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#0@26 「何だ? お前の考え方らしくないな」
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Marisa
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#0@27 「てっきり、結界を守り変化を拒む奴だと思っていたが……」
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Yukari
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#0@28 「うふふふ、そうでしたっけ?
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#0@29 それで、このパワーストーンを創った人には会ったの?」
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Marisa
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#0@30 「あ、ああ……」
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Yukari
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#0@31 「さっすがー、そいつとの繋がりを大切にしてね。
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#0@32 いやはや、忙しくて忙しくて嬉しいわー」
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#0@33 紫の考えが読めない魔理沙は終始押されっぱなしだった。
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#0@34 結局、パワーストーンには手を付けずに消えていった。
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#0@35 紫は幻想郷の変化と言っていたが、何の為に紫が現われたのか。
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#0@36 魔理沙は思う。
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#0@37 紫の目的は幻想郷を守る事である。
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#0@38 だがその為に、外の世界や月の都などに侵攻するのも厭わない、
という話じゃないだろうか。
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#0@39 まさかと思いつつも、想像して背筋に冷たい物が流れた。
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#0@40 Ending No.03 月の都の遺産
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#0@41 オールクリアおめでとう!
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#0@42 完全無欠モードorノーミスクリアエンディング
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#0@0 魔理沙の家。
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#0@1 幻想郷の中でも穢れに満ち満ちた魔法の森にある。
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Reisen
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#0@2 「え? 作戦失敗したんですか?」
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Marisa
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#0@3 「失敗というか
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#0@4 ……そもそもどういう作戦か良く判らんかったし」
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Reisen
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#0@5 「月の兎たちを追い返す作戦です。
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#0@6 そのくらい判ってたんでしょ?
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#0@7 貴方に頼んだのが間違いだったわ」
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Marisa
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#0@8 「そもそもなんで私に『紺珠の薬』を託したんだ?」
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Reisen
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#0@9 「貴方だけじゃ無いわよ。
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#0@10 他の人間にもあげたもの」
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Reisen
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#0@11 「でも、他の人間はそんな薬は使いたくない、ってさ。
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#0@12 まあ、実際副作用があるかも知れないけど……」
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Marisa
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#0@13 「あるのかよ」
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Reisen
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#0@14 「そんな訳で喜んで受け取ってくれたのはあんただけなのに、
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#0@15 そのあんたが失敗するなんて、失望したわ」
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Marisa
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#0@16 「ちょっと待て」
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Marisa
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#0@17 「確かに薬は受け取ったが、私は使っていない」
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Reisen
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#0@18 「はあ?」
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Reisen
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#0@19 「使わないで、月の都に攻め込んで、
失敗して負け逃げてきたって言うの?」
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Marisa
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#0@20 「逃げてきてはいない。最後まで突っ走った」
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Reisen
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#0@21 「喜んで薬を受け取ったじゃない。
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#0@22 あれは何だったのよ!」
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Marisa
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#0@23 「ほら、珍しい物を手に入れたからな。
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#0@24 貴重品としてコレクションに入れたんだ。
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#0@25 勿体なくて使えんよ」
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Reisen
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#0@26 「はぁあ、お師匠様、人間は全滅です。
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#0@27 こりゃ話になりません。
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#0@28 もう、私が行くしかないようです……」
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Marisa
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#0@29 「何だ、お前が行けるのなら最初から
お前が行けよ」
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Reisen
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#0@30 「私だって薬を使うの嫌だしー!」
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#0@31 魔理沙は、月の都で起きたことの全ては話さなかった。
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#0@32 どうにも理解できない事もあったし、何より鈴仙に騙された、
と思っていたからだ。
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#0@33 しかし、彼女に会ってみてどうやらそうでは無かったと気付いた。
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#0@34 彼女も真実は知らない様である。
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#0@35 薬を使わなかった事は正解だったと思った。
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#0@36 真実を知っている奴は、薬を作った永琳ただ一人だからだ。
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#0@37 そんな不気味な作戦に乗りたくはなかった。
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#0@38 Ending No.04 月の兎の決意
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#0@39 オールクリアおめでとう!
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#0@40 自力クリアエンディング
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