Th175/Yuuma's Scenario
Stage 1
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「故意に均衡を乱す者達」 | |
Yuuma |
うむ |
Yuuma |
首を絞められたかの ような閉塞感 |
Yuuma |
絶望的に禍々しい 赫灼の地底海 |
Yuuma |
やはりいつ見ても美しい |
Yuuma |
しかしあの、秘神…… 隠岐奈と言ったか |
Yuuma |
ここの管理を畜生界一 頑丈な私に任せるとは |
Yuuma |
中々人を見る目がある奴だ |
Yuuma |
普通の奴なら一日ともたない だろうからな |
Marisa |
うわぁ 何だここは |
Marisa |
昔話で聞かされていた通りの地獄だぜ! |
Marisa |
こりゃすげーな |
Yuuma |
お前は…… 魔理沙じゃないか |
Yuuma |
さっさと帰りな 普通の奴が来る場所じゃないぞ |
Marisa |
まあまあ 暇だったんで地獄を見に来ただけだ |
Marisa |
いわゆる 怖い物見たさって奴さ |
Yuuma |
そうかい じゃあ、お望み通り…… |
Yuuma |
地獄を見せてやろう! 後悔するなよ! |
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---|---|
Marisa |
いやー やっぱり強いなー |
Yuuma |
クックック 手加減しすぎたな |
Yuuma |
ところで何の用だ? |
Marisa |
いや、本当に ただ見に来ただけだぜ |
Marisa |
いわゆる旧地獄巡りだ |
Yuuma |
うーむ、いつから旧地獄は 観光地になったんだ? |
Yuuma |
ここはおぞましい場所だ! さっさと帰れ! |
Stage 2
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「孤高で凄惨な仕事」 | |
Yuuma |
とんだ邪魔が入ったが…… |
Yuuma |
私の表向きの仕事は石油が 漏れ出さないように管理する事 |
Yuuma |
実際の仕事は血の池の憎悪が 漏れ出さないようにする事だ |
Yuuma |
そして、それら全てが人知れず 私と剛欲同盟の食料に…… |
Yuuma |
何と孤高で凄惨な仕事だ! 孤独万歳! |
Yamame |
わーお! 旧地獄に こんなところがあったなんて |
Yamame |
地底世界は奥深いわー |
Yuuma |
誰だ!? |
Yamame |
わ! 何かいた! |
Yuuma |
そうだ 私にはもう一つ仕事があった |
Yuuma |
孤高で凄惨な仕事を邪魔する 不届き者を排除する事だ! |
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Yuuma |
……土蜘蛛、か |
Yamame |
そうか、あんたが噂の 畜生界から来た化物ね |
Yamame |
温泉で聞いた話と 違うじゃない |
Yamame |
知らない知らない! 私は何も見なかったわ! |
Yuuma |
さっきから何かおかしいな |
Yuuma |
あんな虫けら風情が 落ちてくるとは…… |
Yuuma |
一体全体、どうやってここまで 辿り着いたんだ? |
Stage 3
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「似たもの同士だ、鬼畜生め」 | |
Yuuma |
旧地獄の温泉とは ここか……? |
Yuuma |
これはまた随分と 歓楽に溺れた街だな |
Yuuma |
……嫌いじゃない いや、大好物だ |
Yuugi |
はっ! お前はもしや…… |
Yuugi |
畜生界から来た怪物 饕餮尤魔じゃないか? |
Yuuma |
いかにも |
Yuugi |
聞いたよ |
Yuugi |
放置された旧血の池地獄を 管理する為に雇われたとか |
Yuugi |
そんな仕事、地獄の鬼ですら 引き受けたがらない閑職だ |
Yuugi |
あんた、貧乏くじ 引かされたねぇ |
Yuugi |
どうだ? 堪忍して貰える様に 地霊殿の主に口利きしてやろうか? |
Yuuma |
馬鹿言うな 貧乏くじだと? |
Yuuma |
あの土地の価値が 判らぬとは可哀想に |
Yuuma |
それにあそこほど 心地の良い空間はないぞ |
Yuugi |
……そいつは失礼した |
Yuugi |
好きであそこに留まって いるのなら何も言わないさ |
Yuugi |
しかし…… |
Yuuma |
くっくっく、判るぞ…… 鬼のお前が考えていることなんざ |
Yuuma |
「地獄の鬼すら恐れる場所を 心地の良い、なんて言う奴とは」 |
Yuuma |
「戦いたくて溜まらねぇ」 って言うんだろう? |
Yuugi |
この下品な畜生めが! 鬼を舐めるんじゃないぞ |
Yuugi |
「是非、お手合わせを願いたい」 だ! |
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Yuugi |
こりゃマジで強い お見それしました |
Yuuma |
ふふん |
Yuugi |
ところで、今日は何の用で こちらへ? |
Yuuma |
いやね、最近旧血の池地獄に 迷い込む奴が多くてね…… |
Yuugi |
迷い込む? まさかねぇ |
Yuuma |
その中の一人が温泉がどうとか 言ってたんだ |
Yuuma |
温泉と血の池と繋がっていて 落ちてきたのかと思ってな |
Yuugi |
温泉とは言え、そんなに 地下深くとは繋がってないね |
Yuuma |
そんなん判らんだろ? 一応源泉も調べるか |
Yuuma |
源泉は何処だ? |
Yuugi |
温泉街は地底なので源泉と ほぼ同じ深度に位置してるよ |
Yuugi |
源泉は……あっちの方に |
Stage 4
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「地球は大きな給湯器」 | |
Kanako |
……水分量異常なし 不純物の濃度も異常なし |
Kanako |
あの饕餮を石油の管理者に置くって 聞いたときはどうかって思ったけど |
Kanako |
今のところ毒にも薬にも なっていない様子ね |
Kanako |
む、誰!? |
Yuuma |
ここか、源泉は |
Yuuma |
巨大な湯沸かし器じゃないか |
Yuuma |
つまり人工温泉だったんだな…… |
Yuuma |
それを黙っているなんて 欲深いもんだねぇ |
Kanako |
饕餮……尤魔! |
Kanako |
何しに来た? |
Yuuma |
旧血の池地獄の管理だよ |
Yuuma |
ここらから血の池に 繋がっていないか調べてるんだ |
Kanako |
……って、繋がってますけど? 知らなかったの? |
Yuuma |
何だと? |
Yuuma |
そりゃダメだ! 塞がないと管理なんて出来ん! |
Kanako |
それを塞がれると 旧灼熱地獄の燃料が尽きて |
Kanako |
核融合炉も停止します |
Kanako |
そこを塞ぐ事は 許可できません! |
Yuuma |
そうか邪魔をすると いうのなら…… |
Yuuma |
戦闘しかないよなぁ! |
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Yuuma |
よし、もう邪魔をしないよな? |
Yuuma |
旧血の池地獄と繋がる 通路を封鎖する |
Kanako |
ま、まて |
Kanako |
灼熱地獄と血の池は、ここが地獄だった 時代から繋がっていたはずです |
Kanako |
それでずっと問題は無かった |
Kanako |
何故、今になって塞ごうとする? |
Yuuma |
昔から繋がっていた、だと? |
Kanako |
……それを塞いでしまえば |
Kanako |
血の池の憎悪の念が 逃げ場を失うだろう |
Kanako |
それこそ何が起こるか判らない |
Yuuma |
じゃあ……ずっと繋がっていたのに |
Yuuma |
今まで誰にも見つけられ なかったのは何故だ? |
Kanako |
炉の下に行ってみれば判る |
Kanako |
塞いではいけない理由もね |
Stage 5
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「畜生界ではよくある無駄戰闘」 | |
Yuuma |
そうか、血の池に人間やザコが 降ってきた忘れていたが |
Yuuma |
血の池の上空は 灼熱地獄だったな |
Yuuma |
こんな場所、簡単に 通り抜けられる訳が無い |
Yuuma |
となると、他に抜け道が……? |
Yuuma |
!? |
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Utsuho |
これはまた手強い、ならば…… |
Yuuma |
判った、もう降参だ! これ以上闘うつもりは無い |
Utsuho |
およ? |
Yuuma |
灼熱の炎と こいつがいる限り |
Yuuma |
この通路は塞がれて いるのも同然だな |
Yuuma |
お前は侵入者を確実に 排除する忠実な番犬だ |
Utsuho |
犬じゃないよ鴉だよ |
Yuuma |
……頼りにしてるよ |
Stage 6
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「生まれ変わる前の紅い記憶」 | |
Yuuma |
なるほど、あの通路は ザコが通り抜けるには難しい |
Yuuma |
だとすると他の抜け道があると 言う事なのか? |
Yuuma |
そういえば、石油が地上に 吹き出していたと言うのも |
Yuuma |
結局原因は判らなかった…… |
Yuuma |
何かがおかしいな |
Yuuma |
……考えても仕方が無いか |
Yuuma |
あの番犬、いや番鴉よろしく 侵入者を見つけ次第排除するだけだ |
Yuuma |
そう思うと、秘密の抜け道も 有難いもんだ |
Yuuma |
適度な運動を 与えてくれるんだもんな! |
Yuuma |
そうだ! あの鴉、剛欲同盟に勧誘するか…… |
Reimu |
うわ! ここが旧血の池地獄!? |
Yuuma |
うわ! ビックリした |
Yuuma |
霊夢か……いつの間に? |
Reimu |
いや、地上で血の池ツアーの噂が 話題になっていて |
Reimu |
まともに見た事無かったら 見に来たんだけど…… |
Yuuma |
何だと? 血の池ツアーだと!? |
Yuuma |
誰がそんなことを…… |
Reimu |
噂だからね 細かい事は知らない |
Reimu |
それにしても 最強に気持ち悪いところね |
Yuuma |
な、最高だろ? |
Reimu |
こんなところにわざわざ観光に来る 意味がわからないわ |
Reimu |
それにここに無傷で来るなんて 誰かの保護がなければ難しい |
Reimu |
だから、あんたが企画してると 思っているんだけど…… |
Yuuma |
ふざけるなよ |
Yuuma |
私はここに何人たりとも 近寄らせるなと言われてるんだ |
Reimu |
どうだか! |
Reimu |
大方、生け贄を増やして 燃料の足しにしたいとか? |
Reimu |
何にしても、調べさせて貰うわ! |
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Reimu |
判った判った |
Reimu |
どうやら貴方は信じても良さそうね |
Yuuma |
ふん、こんな私を 信じてはいかん |
Yuuma |
力こそ正義 弱肉強食こそ畜生の理 |
Yuuma |
私が勝った だから私が正しいんだ |
Yuuma |
……そうだ、お前の紅い服を 見て思い出したよ |
Reimu |
? |
Yuuma |
何であの屈辱を忘れていたんだろう |
Yuuma |
あの時、吸血鬼は突然現れた |
Yuuma |
旧灼熱地獄を通ってきたとは 思えない涼しい顔で |
Yuuma |
つまり、抜け道は最初から あったって事じゃないか! |
Yuuma |
おい霊夢 |
Reimu |
は、はい? |
Yuuma |
吸血鬼の館まで 私を連れて行け |
Yuuma |
今すぐにだ! |
Reimu |
あ、はい…… |
Stage 7
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「操り人形の吸血鬼」 | |
Flandre |
あら、久しぶりー |
Flandre |
また破壊されたく なっちゃったのかな |
Yuuma |
クックック 破壊されるのも悪くない |
Yuuma |
リンゴも好物なんでねぇ |
Yuuma |
お前…… 何か隠し事をしていないか? |
Flandre |
最初から全部隠し事に してるつもりだけど |
Yuuma |
お前は吸血鬼だ |
Yuuma |
陽の光の下では生きられない |
Yuuma |
そもそも、石油の噴出だって 困ってなかったんじゃないか? |
Flandre |
まあ、ねぇ |
Yuuma |
旧灼熱地獄のエネルギーは 実はあの太陽と同じだ |
Yuuma |
旧灼熱地獄を通り抜ける事も 難しいんじゃないか? |
Flandre |
太陽と同じだって!? どおりで…… |
Flandre |
あそこで戦った後は 肌荒れが酷かった訳だわ |
Yuuma |
ならば何故だ |
Yuuma |
何故、私の下まで辿り着けたんだ! |
Flandre |
ふふふ、それは内緒 |
Yuuma |
それは都合が良い |
Yuuma |
ペラペラ喋られたり でもしたら |
Yuuma |
復讐する絶好の機会を 逃してしまうからな! |
Yuuma |
さあ、お前の隠している事を 全て聞かせて貰うぞ! |
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---|---|
Yuuma |
さあもういいだろう 私の実力が判ったはずだ |
Yuuma |
質問に答えて貰うぞ |
Yuuma |
旧血の池地獄にどうやって来た? |
Flandre |
ふっふっふ、そうねぇ どうしようかなぁ |
Flandre |
別に秘密にしろとは 言われてないけど…… |
Flandre |
それを知ってどうするの? |
Yuuma |
その通路を使って命知らずの ザコどもが観光にきている |
Yuuma |
この状態では旧血の池地獄の 管理は難しい! |
Okina |
旧血の池地獄に観光? |
Yuuma |
おう、お前は…… |
Stage 8
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「そうだ、全て秘密に返そう」 | |
Yuuma |
……背中の扉だと? |
Yuuma |
なるほど、判らん |
Okina |
誰にも見られていないときに 好きな場所に移動出来る扉です |
Okina |
いわば何処でもドアですよ |
Okina |
貴方の下に吸血鬼を 送り込めたのもこの扉のお陰です |
Yuuma |
そうか、判ったような 判らないような |
Yuuma |
お前が石油の共同管理をしたい と言い出した時は |
Yuuma |
ふざけるな! と思ったが |
Yuuma |
お前は地上に石油の存在を 隠す役目をするだけで |
Yuuma |
実質的な管理は私に任せると 約束したじゃないか |
Yuuma |
お前…… 何か隠し事をしていないか? |
Okina |
最初から全部隠し事に してるつもりだけど |
Okina |
でもまあ、もちろん…… |
Okina |
あの旧地獄は秘匿すべき 存在です |
Okina |
そしてあの場で正気を 保てるのも貴方くらい |
Okina |
もちろん、貴方が正気なのかは 判断しかねますが |
Yuuma |
ならば何故 自らの約束を守らない |
Yuuma |
旧血の池地獄に観光客を 送り込むなど矛盾にも程がある |
Okina |
…… |
Yuuma |
お前の考えはこうか? |
Yuuma |
『血の池に犠牲者を送り込み 饕餮の管理の失敗を演出させて』 |
Yuuma |
『完全に旧血の池地獄を支配する』 |
Yuuma |
『ざまーみろ、畜生の王よ』 |
Okina |
…… |
Okina |
なるほど 貴方は見かけによらず聡い |
Okina |
しかし、最初の前提が 間違っていては |
Okina |
正しい推測など出来やしません |
Okina |
まず、背中の扉は誰でも自由に 開閉出来る訳ではありません |
Okina |
私の操作無しで移動など…… 考えられないのです |
Okina |
それにもう一つ |
Okina |
私は旧血の池地獄観光など 聞いた事がありません |
Okina |
あそこに観光客を呼び込む筈も無いし その存在も信じられません |
Okina |
だとすると、私の推測は…… |
Okina |
全ては、混沌と貪欲の王である |
Okina |
貴方の狂言 |
Yuuma |
クックック それは気持ちの良い考えだ |
Okina |
…… |
Yuuma |
混乱に乗じてお前を倒し 石油を独り占めする、か |
Yuuma |
決めた! その方向にしよう! |
Yuuma |
比類無き強欲なお前は さぞ腹持ちが良かろうぞ! |
Okina |
……畜生の本性を現したな |
Okina |
だが、お前の背中は 嘘を吐いていない |
Okina |
だから私はまだ 本気で狂言だとは思ってはいない |
Okina |
貴方の腹の内を探るには…… |
Okina |
こうするしかないようね! |
Okina |
我を喰らってみよ! 剛欲な畜生王よ! |