Th19/Seiran's Ending

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Message #1

#0@0  妖怪の山。

#0@1  一部の妖怪が支配する排他的な山だったが、

#0@2  守矢神社のお陰か、最近は多様性が進んでいるように見える。

Tsukasa 

#0@3「……ああ、そんな酷い目に遭ったのね。

#0@4   私の話を最後まで聞かないからよ」

Seiran 

#0@5「はい、反省しますー」

Tsukasa 

#0@6「で、本当の宝玉は見つかったの?」

Seiran 

#0@7「ええ、貴方が言ってたもう一つの場所でね。

#0@8   玄武の沢で魚の餌になりかけてたわ」

Tsukasa 

#0@9「ま、見つかって良かったね。

#0@10   でさ、でさ、その宝玉ってどんなに凄い物なの?」

Seiran 

#0@11「これは月の都特製の凄く良いものよ」

Tsukasa 

#0@12「うんうん」

Seiran 

#0@13「これを置いた場所はほんのりと穢れが払われるの」

Tsukasa 

#0@14「穢れ?」

Seiran 

#0@15「汚れとか匂いとか、バイ菌とかよ。快適になるのよ」

Tsukasa 

#0@16「え? それだけ?」

Seiran 

#0@17「それだけ、って、月の民が地上に行くには必須なのよ。

#0@18   月の民は臭いのとか穢いの苦手だから」

Tsukasa 

#0@19「なーんだ、月の宝玉って 消臭機能付き空気清浄機だったのか……」

#0@20  典はガッカリしていた。

#0@21  それも無理はない、月の兎が持つ宝玉と言われれば、   もっと特別な効果を持つものであると勘違いするだろう。

#0@22  彼女は高い依頼料を受け取ることで満足する事にした。

#0@23  清蘭は高い依頼料に見合った結果を得た。

#0@24  それは地上に住む覚悟が出来た事だ。

#0@25  正直、宝玉が無くたって苦しくないし、平気だと判ったのだ。

#0@26  ただ、妖獣の宝玉の記憶と、地獄での恐怖の記憶を封印した。

#0@27  地上で暮すのに、本能的にその記憶は邪魔だったのだ。

#0@28  Ending No.07  廉価版の月の宝玉

#0@29     Congratulation!      クリアおめでとう!