Th155/Reisen's Endings
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──永遠亭。 |
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迷いの竹林の中にある、雅なお屋敷。 月の民達の地上拠点である。 |
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鈴仙「──と言われましても……」\. 輝夜「実際に苦情が来ているのです。\. お寺で暴れた、道場で修業の邪魔をした、\. 神社の物を壊した、などなど……」 |
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鈴仙「そんなことしてません!」\. 輝夜「自分で鈴仙だと名乗っていたと言います」\. 鈴仙「なら偽物としか考えられません」 |
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輝夜「ではこれは何ですか。\. 天狗の新聞にも出てます。 これはどう見ても貴方では?」 |
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鈴仙「え、えー?\. 確かに似てるけど、やってないよー」\. 輝夜「とにかく、謹慎を言い渡します。\. 偽物だというのなら、証拠を出しなさい」 |
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──迷いの竹林。\. 理不尽な理由で謹慎処分された鈴仙は、 仕方が無く自分で調査に出る事にした。 |
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妹紅「おう、今日は戦わないのか?」\. 鈴仙「え?」\. 妹紅「こないだのお前、威勢があって良かったぞ」 |
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鈴仙「何の話ですか?\. ……もしかして、私の偽物と戦ったの!?\. 妹紅「偽物?\. まあ、様子が変ではあったが」 |
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鈴仙「その話、詳しく教えて下さい!」\. 妹紅「?\. まあ良いが」 |
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妹紅が戦ったという鈴仙は、\. 使って来た技、持っていた能力、\. 全てが本人である事を証明していた。\. ただ、見た事のない奴と完全憑依していたという。 |
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白黒水玉の服装、長い帽子、\. 不気味な尻尾を持っていたというスレイブ。\. 鈴仙はその異様な姿に心当たりがあった。 |
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夢の支配者、ドレミースイート。\. 彼女が幻想郷に来ていると言うのなら、\. ただの偽物騒ぎでは済まない予感がした。 |