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#0@0 (Yes, this is needed to overwrite the barely visible '+'.)
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#0@0 山の上にある守矢神社。
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#0@1 麓の桜はもう散ってしまったが、山の上ではこれからである。
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#0@2 早苗は闘いから戻ってくるなり部屋に篭もってしまった。
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Sanae
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#0@3 「えーっと、日本古来の神道を護ろうとする物部守屋と、
大陸から来た仏教を積極的に導入しようとした蘇我氏が
対立していた」
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Sanae
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#0@4 「物部守屋が仏像に対し冒涜すると天皇家に祟りが起きる。
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#0@5 それを理由に蘇我馬子が守屋を討ち滅ぼし、物部氏は
滅亡した、と」
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Sanae
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#0@6 「その闘いに厩戸皇子も参加していたのねー。
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#0@7 うーん、何か裏がありそうねぇ。特に祟りの部分。
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#0@8 今度、あの人達に訊いてみようかしら」
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Suwako's voice
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#0@9 「早苗ー。早苗がごはんを作る時間よー」
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Sanae
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#0@10 「はーい、今行きますー」
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Sanae
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#0@11 「あれ? これは旧一万円札……」
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Sanae
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#0@12 「……こ、これは!?
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#0@13 このひげ面が聖徳太子? あ、あれ?」
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Sanae
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#0@14 「そ、そうよね。当たり前よね。ひげ面よね。
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#0@15 じゃあやっぱり別人かー。
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#0@16 あの人達一体何者だったのかしら」
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Suwako's voice
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#0@17 「ごっはっん! ごっはっん!」
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Sanae
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#0@18 「はいはい」
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#0@19 早苗は歴史が少し苦手であった。理系だったのである。
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#0@20 今回の事で少し古代史に興味を持ったようだった。
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#0@21 しかし、幻想郷に移動してきた早苗には弱点があった。
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#0@22 最新の説を知ることが容易では無くなってしまったのである。
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#0@23 そう、現在は聖徳太子虚構説が少しずつ広まっていたのだ。
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#0@24 それが幻想郷に何をもたらすのか、
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#0@25 果たして早苗には理解できる時が来るのだろうか。
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#0@26 Ending No.05 いやしかし小学校の教科書で勉強って
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#0@27 オールクリアおめでとう! 流石だね!
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